仕事の合間、早朝や夕刻の空き時間を利用して 横浜の池に通うが 到着すると雲がかかり なかなか晴れ間が拝めない。雨が降るわけではないのであるが、日が陰ると途端に暗く感じ ピントが曖昧になる。
ロケ位置には、超高級超望遠レンズ群のオンパレードである。退職組なので 時間にゆとりがあるためか一日カワセミと向き合っているのだろう。皆さん、結構日に焼けていた。
夕日に映えるカワセミの記録をと望んでやってきたのであるが、雲がかかり 場所も空いておらず そしてピントも合わずということで ちょっとため息をつく夕刻であった。
撮影地:横浜市
2009:08:03 16:01:56 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/500秒 F5.6 ISO800 ±0EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
天気には左右されずに、カワセミのカップルは幼鳥の餌運びに忙しく 頻繁に出没してくれる。大勢のギャラリーは来る日も来る日も幼鳥を待っているのだろうな。
野鳥梅雨の隙間の晴天を狙って 公園へ行ってきた。
徐々に日が昇り、お立ち台に日光が降り注ぐと このE-520でもMFが可能になる。当面置きピンしかできないと思う。AFだと微妙な背景にフォーカスが合ってしまって ピントミスが起こることがある。
AFでピントミスが起こると腹立たしいが、今の腕じゃ機種の交換という話題は無意味である。腕を上げて、追加レンズ(Borg)の選択が先だ。
2009:07:26 07:42:36 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/800秒 F5.6 ISO400 ±0EV WBオート 300mm 露出 シャッター優先
撮影地:横浜市
それよりも、暑いに日中に出かけて シャッターの回数を増やすしか お気に入りの写真は増えないと感じた。追加のシステムを考えるだけでも、そもそも私のスタンスじゃなくなっているよ。通って 寄って 工夫して 再トライというのが楽しみなんだよなぁ。
こ この日中は、400mm以上の超望遠高級レンズと頑強な三脚が立ち並ぶスポットである。へなちょこアルミ三脚と300mmの入門望遠レンズじゃ ちょっと 敷居が高いというのが本音のところである。そんな場所だから要らぬ妄想が頭を巡るのかもしれない。夏場の日中は、この池に陣取るよ。ウィスキーと水と摘み を持ってね。
日中って、仕事はどうするんだよ おめぇさん!
撮影地:横浜市
2009:07:26 07:35:07 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/800秒 F6.3 ISO400 ±0EV WBオート 300mm 露出 シャッター優先
羽根の畳み具合なんだろうが、雌の方が細身に見えるのは メスの方が苦労したということなのかな。
野鳥梅雨はまだ明けない。
確実にカワセミとご対面が出来る池に早朝だけ出かけたいと思っていたのだが、あいにく天気予報は70%降水確率であった。せっかく起きたのだからと、小雨交じりの空模様ながら ドライブがてら出かけることにした。
晴天ならば、朝早くからSSも稼げるので楽勝なシャッター操作がしたいと思っても、小雨ならバックからカメラも出せない。
到着すると、カワセミは羽繕いをしていた。何だ もう行ってしまうのかと慌ててカメラを取り出し数回シャッターを切る。時間も時間だし雨空で、1/60もSS取れなかった。来月になれば、明るい空になるのかな・・・
撮影地:横浜市
2009:07:24 05:05:16 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/25秒 F5.6 ISO1600 0.3EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
被写体ブレ、ノイズが目立つ写真ながら、小雨でもカワセミが現れてくれると 心は晴れる。
晴れればピントの甘さも減少するでしょう。暑い夏よ早く来い!
撮影地:横浜市
2009:07:24 05:11:33 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
799x600(4:3) 1/25秒 F5.6 ISO1600 0.3EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
カワセミが去った後は、ゴイサギが棒きれを咥えて登場する。棒きれを水面に落として 魚をおびき寄せているか練習していたのか・・・
夜行性の鳥なのでそろそろ引き上げる頃合いだったのか 棒きれは岸部の石の上に置いて 茂みの奥へとゆっくり移動していった。
撮影地:横浜市
2009:07:24 05:35:48 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/60秒 F5.6 ISO1600 0.3EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
棒きれの扱いをもう一度見てみたいものだとゴイサギとの再会を楽しみに 雨脚が強くなってきた公園を後にした。
野鳥
連休の最終日は、天気もよくないようだったので 遠出をせずに自転車でポイントを回った。期待して行った市内の池は2カ所とも全くカワセミが現れなかった。
撮影地:藤沢市
2009:07:20 08:12:18 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/60秒 F8 ISO200 ±0EV WBオート 215mm 露出 絞り優先
期待しなかった境内の池は、意外と巡回してきているのが分かった。
ただ、茂った樹木で覆われているので非常に暗く 止まりものでさえブレてしまう。
そして、蚊の来襲が厄介だ。それでなくても、怯えやすいカワセミの 個体であるのに 服の上からもお構いなく攻撃してくる蚊を追い払うため じっとしていることが出来ない。当然、カワセミも落ち着かずこちらに気付いて 逃 げてしまう。そういえば、冬にも蚊が生息していて 撮影に集中できなかった。暗すぎてここは放棄するしかないな。カワセミはやって来るんだけど。
結局、一番個体数が多いのは地元の河原だった。特定の巡回コースも分からず、何処に飛び去るかも予測できないが 川を歩けばカワセミにご対面は可能だ。この路線でいくしかないようだ。
止まり木設置、ブラインド(簡易テント)に手を染めますかねぇ。でないと、距離は稼げないからね。
撮影地:藤沢市
2009:07:20 10:21:47 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
799x600(4:3) 1/320秒 F5.6 ISO400 -0.3EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
いつもの近所の池は諦めた。そして、河原に来ている。だいたいの飛来する場所の特定もできた。
2009:07:18 10:49:51 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/1000秒 F5.6 ISO400 -0.3EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
撮影地:藤沢市
だが、遠い。E-520というよりED 70-300mm F4-5.6のレンズには荷が重い。嘆いても、新たらしいレンズやカメラボディが増える訳じゃない。近寄れない場所なら、近寄れる場所で勝負するしかない。
このコンクリートの上に止まり木を設置しても、距離は縮まらない。とするなら、川幅が狭いところで止まり木を設置して カワセミがやってくるものなのか。一度テストしてみよう。追加レンズにしろBorg導入にしろ 最低2年は現状のキットで撮るしかないのであるから、狭い場所で止まり木設置しかないな。
さて、明朝は何処へ行くか?
野鳥
カワセミの追っかけをするようになって、私も自転車のブレーキ音に反応するようになった。ブレーキ音のする方向へ顔を向けてしまうのだ。水場がない公園でも、ブレーキ音がすると立ち止まろうとするから 重傷気味かな。
だから、いきなり田んぼからカワセミの鳴き声が聞こえてくると、立ち止まり「ほんとかなぁ」なんて呟いたりする。カワセミの姿を見つけられれば安心なんだけど 泣き続けているわけではないから 居場所が分からない。
今日は、公園の親水用池から、鳴き声が聞こえていた。「おいおい、こんな水たまりじゃ魚は居ないよ。アメンボぐらいしかいないんだから」と子供たちの居ないひっそりとした親水池を見入った。
あれ・・・
撮影地:横浜市
2009:07:15 05:03:48 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
799x600(4:3) 1/25秒 F5.6 ISO800 ±0EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
それが居るんですね。鳴き声は正しかった。
見ていると、10cmの水たまりにダイブした。当然、SSが低すぎて記録に残らない。小さい獲物を一飲みして森の中へカワセミは消えていく。
残った私は、水たまりを確認してみた。すると、チビザリガニ(赤くならないほど小さい)が蠢いているのが分かる。写真から見ると、この雄は全体が黒っぽくないので幼鳥ではないんだろう。幼鳥なら、捕獲しやすい浅場のザリガニを漁るというのは 理解しやすいが、成鳥だとするとどうしてだろうか。
ザリガニというのは、腹持ちがいいのか 魚よりも好物なのか 手っ取り早く空腹を満たすのか 早朝は誰もやって来ない場所だからか・・・
とにかく、水たまりにもカワセミが巡回しているのを知って 合点するのであった。
撮影地:横浜市
2009:07:15 05:40:28 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
799x600(4:3) 1/125秒 F5.6 ISO800 ±0EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
写真が同一のカワセミであるかどうかは写り具合だけでは分からない。もっと、アップにしないとね。
野鳥池には飛んでくるものの 人間(私)のいない岸辺にやってくるようだった。どうも、上空から見ているんだな・・・
来ないなあと思って 反対岸を見ると止まっている。当然、動いていくと川へと戻っていった。
それはいい。散歩する人が異常に多い事に閉口した。池で粘っても、人を怖がるカワセミであるなら とても寄りつかないだろう。当然のことながら、池の中心には私が椅子に腰掛けている。散歩する人以上に、カメラマンを怖がる場合もあるだろう。そう思って、寒くなるまでは池での待機は止めようと思う。少しは人間慣れするだろう。
川岸を自宅に帰りながら、カワセミの飛行経路を探る。
交通費を使って毎週違う場所へ鳥見に行く訳じゃない。毎年カメラ機材をアップグレードするほど予算がない。地元のカワセミだから 始めたんじゃないか。じゃ自転車で鎌倉や大和に出かけるかな と思ったら。
居るじゃないか、チビカワセミが。
2009:07:12 07:58:44 OLYMPUS E-520
799x600(4:3) 1/250秒 F6.3 ISO400 ±0EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
どうもこのチビカワセミは、川への流れ込みと田んぼを主要な狩場としているようだった。まだ、捕食能力が低いのかもしれない。田んぼの方を覗きにいったものの 何処にいるのか分からなかった。
チビカワセミを今しばらくは追っかけながら、今後の方針を変更しよう。
河原で待つか、テレコン購入か、Borg system導入か どちらにしても 距離が長い。
個体数は、感覚的だが 増加したような気がする。チビカワセミたちは、地元に残るのか移動して旅するのか・・・
野鳥いつもの池で待っていた。一応、狙い目までは飛んでくるのだが、姿を見つけて逃げ去ってしまう。
一度は5m先のデッキの上に止まったが、私が体を反転したとたんに やはり飛び去った。カメラを構える前に移動してしまうので 記録も残らない。
遠出を考えていたものの 起床も遅く 今更向かっても大勢のカメラマンがいるだろう。それなら、川辺を探ろうという安易な計画変更をする。
ときどき、鳴きながらカワセミが行き過ぎる。川幅は広く、そして着地場所も見えない。向こう岸のあたりにいるのだろうが、まるで分からず 飛び去ってしまったのかも分からない。そんな状態で、仕方がない・・・場所を移動していく。
運 良く捕食直後のカワセミを見つけた。15m先では、撮す必要がない・・・撮っても見るに堪えないからね。それでも、飲み込む姿を狙ってシャッターを切って いたら 飛び上がり 頭上を越えていく。そのまま虚空の彼方に消え去った。親鳥というのは、どれくらい飛んでいくものなのかな。公園内には岸壁を除いて土 手らしきものはない。森の中や丘陵地までは500m以上も離れている。そんな場所に巣穴があるのかな。川の側にはないはずなので、数百メートルを毎回 餌 を運ぶのだろう。
邪魔してはいけないものの やはり巣穴を探してみたいと思うのであった。
土手探しは楽しいかな・・・
野鳥カワセミは定期的には巡回してくるが、目の前には止まらない。辛抱しながら、これを繰り返すとカワセミは目の前に止まってくれる or 近づいても逃げなくなるのか。そんな思いをしていると、時間が経つのは遅いものだ。あまりいいことではない。
まあ、気長にウィスキーを嘗めながら ぼんやり自然の中で佇めばいいんじゃないかな。以後、カメラと一緒にウィスキーを持ってこよう。
2009:07:01 17:20:55 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
799x600(4:3) 1/100秒 F5.6 ISO400 0.3EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
巡回にも来ないカワセミを尻目に、1羽のウグイスが声を上げる。鳴き声が大きいなと思って梢に目をこらすと、見える場所で居るじゃないか・・・鳴く姿と美しい音色に満たされる。夏の夕暮れに必ず鳴いてくれるのなら 団扇とウィスキーを毎日持って出かけたいよ。
地元のカワセミを撮す というテーマなら カワセミの飛びもの、ダイブなどは来園者の人数を勘案すると とても記録を残せるものではない。カワセミに拘らず やって来る野鳥を捕るというスタンスでやればいい。だけど、人のいないところにやって来るのが野鳥なわけで その辺のところは結論の先延ばしで様子を見るしかないなぁ・・・
野鳥
冬に訪れていたスポットは、季節本来の変貌を遂げており 鳥見のしにくさはどこも同じだ。子育てシーズンが一段落しても 個体数がそのフィールドで増加するとは限らない。かといって親鳥がその場所に居残るわけでもないから 周回場所を特定するのは毎度のことで 特に楽になるというわけでもない。
2009:07:01 15:14:00 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/200秒 F5.6 ISO400 ±0EV WBオート 300mm 露出 絞り優先
比較的人慣れしたカワセミに会えるのは、ここ横浜の小川で 夏場のシーズンも変わらないようだ。今日は、リタイヤグループも少なく、ゆっくりと鳥見はできるのだが、生い茂った木の葉や緑に視界を塞がれがちで撮影の気持ちは高ぶらなかった。見ての通り、幼鳥の羽は揃っておらずカワセミ本来の羽色には遠く及ばないが、地元の川のように怯えて飛び去ることはしない分 親近感を抱く。
まあ、行けばカワセミとご対面できるのでしばらくは 地元ではなく この小川をメインに歩こうかなと思うのであった。