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2006年9月 3日

蛭ヶ岳


靴慣らし 第二弾。

大倉P(03:10)〜大倉屋根尾根〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉屋根尾根〜大倉P(15:51)
ザック17.5Kg(出発時) 12H41M(休憩含む)

久々の蛭ヶ岳である。当初は、伝道〜市原新道〜蛭ヶ岳 予定していたのだが 冬に道を間違えて敗退している。確実に蛭ヶ岳へ行きたかったため 急遽大倉入りをすることにした。
大倉には、02:30に到着。昼間の喧騒に比して、寂しい限り。大倉Pの集金もさすがに起きていないらしく下山時精算とさせてもらう。

慣れた尾根とはいえ、暗闇の中を歩くのは初めてだ。馴染んだ道なので 懐電があれば特に問題はない。ただ、月は雲の中だったので 懐電なしで暗闇に慣れるかと思ってやってみたが 人間光がないと歩行は無理のようだ。が、鹿は暗闇の中で草を食べ移動していた。暗闇で聞く鹿の鳴き声は近ければ近いほど安心できる。が、猫科の動物の鳴き声は、恐怖そのもの。一本松では凍りついてしまった。闇の歩行は、高度ある稜線でしたいものだ。

大倉屋根尾根では、慣れない靴と久々の小歩荷でペースは上がらなかったが、リズムよく歩けたと思う。特に、ドリンキングチューブは立ち止まることなく給水できて便利だ。また、踵の上に靴擦れが出て 今回はバンドエイドで代用したが、しばらくは靴擦れ専用グッツを準備する必要がある。


塔ノ岳での頂上 独り占めはリッチな気分だが、眺めは霞んでいて 冬の空気が恋しいね。

塔ノ岳を過ぎてからは多少の高低はあるものの ブナの木々を眺めらながらの稜線歩きは楽しい。今日のように日差しが強い日なんかは、木陰でそよ風に当たりながら昼寝でもしたいなとは感じるものの 結局いつも歩いてしまっている。大倉屋根尾根の単調さは、いつも不満に思うのだがアプローチのし易さは随一なので なかなか変更しようとは思わなかった。塩水橋、魚止橋であろうと。この秋からは、北丹沢が中心になるから 大倉入りは少なくなる。魚止橋中心で行こう!

大倉から塔ノ岳まで高低差1,200m・・・登り詰めが終わると踵の靴擦れもさすがに気にならなくなった。それで思い出した。堀山ノ家を過ぎる頃、膝の裏側に違和感を覚えたっけ。より歩幅を小さくしてしばらくすると 気にならなくなったが ザックとの重みの関係で現状 歩幅が大きいということなのか・・・準備運動が足らないのかどうかは不明だ。膝自体は全く違和感はない。膝がらみの件で今日はおニューのトレッキングポール(ストックという言い方もあるが 以下ポールと表記する)を忘れてきたが 購入した割には未だに効用の意味が分からない。一般的には膝への負担軽減がトップな理由だと思うが、現実的に大腿筋を鍛えないで補助のポールを使っていいのかということ。この辺が分からないが、この稜線伝いならポールなんか要らないね。

つづく・・・

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2006年8月13日

菰釣山

靴慣らしに丹沢へ出かける。夏の盛りに丹沢はいかにも暑苦しいとは思ったのだが、靴擦れ又は豆が出来そうなので しっかり靴慣らしをしておこうと思った。

午後から雷雨となっているので、単調だか 
道の駅「どうし」→道志ノ森キャンプ場→西沢林道→ブナ沢→菰釣山 の往復とした。

避難小屋を見学している時に ハイカーが通過して行ったようだったが それ以外はハイカーには誰にも会わなかった。曇り気味の空と静寂な一人歩きを楽しんだ。


turukomo01.jpg

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2006年8月11日

散財

各ショップの販促期が終わっちゃって めぼしい値引がない状態なんだけど道具を購入した。

靴:冬季八ヶ岳での10爪以上のアイゼンに対応できる靴とした。今履いている靴より重さは2倍以上。

ポール:ピッケルより慣れるのは簡単なのか・・・

Platypus 2.5ℓ +ドリンキングチューブ: 秋は一杯歩けるぞ! 冬は凍って使えないよね。

キャップ: 好きな赤がイカス

年末ショップの販促期には、アイゼンとピッケル。

試し履きはどこへ行こうかな。空いている丹沢かな。

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2006年5月 5日

天狗岳

硫黄岳山頂から

コース 桜平〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳   (行動 200分)
     硫黄岳〜夏沢峠〜根石岳〜東天狗岳    (行動 130分)
     東天狗岳〜根石岳〜オーレン小屋〜桜平 (行動 120分) 休憩含まず(トータル9h16m)

雪上テント泊なら、不参加と相方が抜け 単独ならばと鳳凰山から オーレン経由の天狗岳と計画を変更した。
丸2ヶ月ぶりのWalking、テン泊セットのパックながら飲料水が2Lというのは助かった。
硫黄、東天狗とも、頂上には雪はなく 残雪期といった登山道で ピッケルなしストックなし アイゼン6爪の冬山初心者には天候が安定していたので 丁度よい入門コースだったと思う。

大勢の方が、往来していて雪も締まっていたからテン泊する必要も無く結果としては小歩荷訓練という感じだった。(へばっていたことも理由のひとつだが、展望の無いテント場でのテン泊は寂しい・・・)2ヶ月間隔があくと、大腿部の筋力落ちているようで 根石岳からの東天狗往復はザックをデポしての行動だったし、西天狗には6爪だけのアイゼンのみじゃ恐ろしくて行く気にもなれなかった。分かってはいるのだが、ピッケル、靴+アイゼン新調をしないと・・・とりあえずの一歩前進で 夏場に向け気をよくしている。

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2006年1月 9日

金時山

ベテランの方に叱られる。「ここは、冬山よ」

初登山は、(元旦の天気が悪い、4日 仕事で鎌倉へ) この9日となった。
8日に雪が降ったようだが、私の心配はもっぱら箱根道のチェーン規制だ。FR車+ノーマルタイヤ 念のため 鉄チェーンの構成で 箱根往復ができるのかなぁ そればだけを考えていた。前日、手にした4本アイゼンも使わないなと 元の引き出しにしまってしまう。

5時起床、5:30出発  西湘バイパスもスイスイで 箱根もチェーン規制なし。
6:30前には金時神社駐車場に到着。既に、2台駐車していた。
駐車場にも全面に降雪。金時神社前に行くと、既にアイゼンの跡がある。

こんなとこからアイゼン使うの? 登山道も既に圧着済みの雪道となっていた。
これくらいなら、降りれるねぇ と中途で考えながら 70分で頂上到着。
途中1組を抜いてきたが、そのカップルもアイゼンを履いていた。登りで必要ないはずだけど、
ひとつのファッションなのかなぁ・・・

相方は、頂上で大休止を考えている雰囲気。富士は雲に隠れている。私は、降りに向けて
緊張気味。2箇所は滑る覚悟ができていたので、すぐに降りたかった。そろそろ、大量に登山者が登るであるから。ビスケットを頬張る相方を無理やり下山に誘い 降り始める。

と、ピッケルを持ちながら 凍った登山道を所々 氷を削りながら 先のベテランの方が下降しながら 整備をされている。ご忠告は忠告として賜りました。

さて、アイゼン。相方には、持ってきてあげたほうがよかった。私は、滑ることなく降りられたので持ってきたとしても使ったかどうか分からないなぁ。雪山を知らないものが言うことじゃないが、登りに使用するのは間違っているでしょう、金時では。降りについては、11月の蓼科山の岩薄氷のほうが遥かに恐かった。

金時山初回が、雪道となっていたことで いろんなことを考えることができた。

1.アイゼンはできれば 雪の豊富な北八ヶ岳でしっかり練習したい
2.使用の有無を問わず、冬の箱根はアイゼンを持参すべし
3.今回のアイゼン不携帯で、かえって相方は 雪山に興味を覚える
4.結果として、冬山予算が2倍必要!
5.靴2足 本格アイゼン2組を購入したら 予算オーバーじゃ♪

とある登山者「アイゼン無しで よく降りて来れましたねぇ」
相方     「ずーとお尻で降りてきました!」

一人分だけの予算を組んでいたのに、俄然やる気を出し始めた相方の
予算も補正することにした。一眼レフデジカメを諦め、オーバー手袋、ストック ウェア・・・

羽毛シュラフまでは  買  え  な  い!!

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2005年12月24日

鍋塔ノ岳

大倉−後沢乗越−鍋割山−塔ノ岳−大倉尾根−大倉 (7H10M 休憩含む)
実に2ヶ月ぶりのWalking。
天気は快晴、気温6℃ 時折冷風。空気が乾燥しているので、霜柱も大きくならず、登山道を見る限りは秋と変わらないが、気温は真冬なので のんびり歩くわけにも行かずに トコトコ動いていかないと 体が冷え切ってしまう。
私のアバウトな温度計は、頂上付近で3℃を表示しているが、不正確さは別として汗をかいた体も休憩でもしようものなら 一気に冷えてくる。

例年ならば、ぽかぽかして 冬を感じさせない時期なので 静かでゆっくり歩きたかったのだが、風を遮れる陽だまりを見つけてお昼をゆっくり食べてきた。寒かったけれど、体の心地よい疲労に酔い 澄み渡る景色は冬にしか見れないお宝である。

下山は、温泉に浸かることだけを考えながら 足早に降りる。
自宅付近に戻った頃には、富士の雲は取れたようである。

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2005年11月 4日

蓼科山

将軍平からは、岩の表層に氷が張り所々粗目の雪が付いていた。なんとか、降りてこれるレベルかなと思って登っていると、相方「こんなん、降りられへんとちゃうん。あたし、恐い。」と泣きが入っていたが 7合目から登っているので この晴天に引き返すわけにはいかないというのが本音でもあった。

天気予報は、前日までころころ変わるので 週末が崩れるのを信じて急遽休みを取った。快晴、無風 登山コースに全くトイレがないということで阿弥陀岳を変更して蓼科に来ていた。天気は素晴らしかった。 

楽勝コースがなのだが、下りは2〜3度尻餅をつく結果となり、微妙に力んで 下山後 疲労を覚えたのは冬山未経験者であるが故なのかも知れない。

氷の岩場をホーキンス(ゴア軽登山タイプ)で、歩く人なんていないよね。今回つくづく思ったね。皆今日歩いていた人は結構いい登山靴を履いていた・・・ そろそろ お金かけないとねぇ 靴に!

あんなに薄い氷が、こんなに恐怖を感じるものだとはついぞ思わなかったぞ。

前夜泊→7合目駐車場→将軍平→蓼科山 往復

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2005年10月30日

権現岳

昨日の土曜日、雨天で心配したが 朝方から回復して 頂上では晴天、でもすぐにガスってきた。
先週行きそびれた権現岳を今日は歩く。

うーん、あんまり脚力(筋力)がついてこないので、まだまだ歩き回らないといけないなぁと思う一日であった。
晴れたら赤岳まで行ってこれるかなと思うも、起床5時前、いきなり予定変更。今から考えると、日も短いし脚力もないし 夏場じゃないと観音平から日帰りは無理でしょう・・・ 私の足じゃ12時間はかかるからねぇ。予備日があったとしても赤岳 ガスで隠れちゃうので真っ先に登らないと登る価値はないんじゃないかいということで 赤岳は持ち越しということになる。

観音平駐車場−青年小屋−権現岳−三ッ頭−観音平駐車場 6H


本日は相方が仕事のため、単独行。であるなら、ザックデポして 編笠も見てくりゃよかったと思ったが、よく分からないことに、今日は引率者かリーダー以外ザックを持たない人が大勢いたから それと同じに見られるのが嫌なので 編笠スルーすることに。縦走地の外れなので手ぶらで歩かれてもと思うのだがね・・・単純にハイキングだったのか?

三ッ頭からの下りの道は気に入りました。森に囲まれ笹に覆われて すこぶる 八ヶ岳らしくない。うれしくて軽やかにスピードを上げたら、膝が笑って今日は何となく筋肉痛。赤岳日帰りなんて先の話。(夢)


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2005年10月23日

編笠山

昨日の土曜日の天候で、日曜日はだめかなと思っていたところ 低気温だったが快晴!

風が強く、結構冷え込んだ。風速は平均3-5Mといったところか。
編笠山山頂は、降雪はなく 一面樹氷の姿となっていた。冬到来という感じがしました。本格的な冬は装備と技術がないので 上がれません。

帰宅時は、中央高速 大月にて事故渋滞30Km に唖然。大幅な停滞を余儀なくされましたね。

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2005年10月16日

三ツ峠山 敗退

現地到着、5:30 降り続く雨

一眠りして7:00 止みもせず雨

後から来た人は、雨具を着てザックカバーをかけて登っていってしまった。

ぐずぐずして8:00 若干明るくなったが 止みそうにない雨。


僕はここで敗退。登山口周辺をチェックして、天下茶屋の位置も確認して 帰宅したのさ。


縦走中とか下山開始とかは別にして 雨が上がる見込みがなければ出かけるのが億劫である。 だから、前日の夕刻から降り始めた雨の中でテント泊をされている方々を見てしまうと いろんな計画の中で行動中なんでしょうが 「ウォー マジっすか」と心に呟いてしまう。この日は、2組のパーティ。1組は、停滞中のようだった。もう一組は、テントを撤収して行動を開始するようだった。風邪を引かないよう、お気をつけてください とやっぱり 心に呟く。声をかけたら、そら失礼でしょうよ。

登山口に向かうと、立派な水洗トイレがありました。情報収集したときには、トイレのデータはなかったので 家族を連れてきたい年末は非常に安心です。

トイレ以外の収穫といえば、道志道(413号)をドライブできたこと。本当は、綺麗な展望の余韻と快い疲労感で ドライブを楽しみたかったのだけど。

雨撤退も何か収穫らしきものがあったら、それはガソリン代を使ったとしても 納得できるかな。

さて、週末は編笠山の予定。


雨に煙る森の色

at 22:29 | 分類 : 2005 , Walk , 敗退 | Tag : | 意見 [0] | TB [0]