大倉P(03:10)〜大倉屋根尾根〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉屋根尾根〜大倉P(15:51)
ザック17.5Kg(出発時) 12H41M(休憩含む)
久々の蛭ヶ岳である。当初は、伝道〜市原新道〜蛭ヶ岳 予定していたのだが 冬に道を間違えて敗退している。確実に蛭ヶ岳へ行きたかったため 急遽大倉入りをすることにした。
大倉には、02:30に到着。昼間の喧騒に比して、寂しい限り。大倉Pの集金もさすがに起きていないらしく下山時精算とさせてもらう。
慣れた尾根とはいえ、暗闇の中を歩くのは初めてだ。馴染んだ道なので 懐電があれば特に問題はない。ただ、月は雲の中だったので 懐電なしで暗闇に慣れるかと思ってやってみたが 人間光がないと歩行は無理のようだ。が、鹿は暗闇の中で草を食べ移動していた。暗闇で聞く鹿の鳴き声は近ければ近いほど安心できる。が、猫科の動物の鳴き声は、恐怖そのもの。一本松では凍りついてしまった。闇の歩行は、高度ある稜線でしたいものだ。
大倉屋根尾根では、慣れない靴と久々の小歩荷でペースは上がらなかったが、リズムよく歩けたと思う。特に、ドリンキングチューブは立ち止まることなく給水できて便利だ。また、踵の上に靴擦れが出て 今回はバンドエイドで代用したが、しばらくは靴擦れ専用グッツを準備する必要がある。
塔ノ岳での頂上 独り占めはリッチな気分だが、眺めは霞んでいて 冬の空気が恋しいね。
塔ノ岳を過ぎてからは多少の高低はあるものの ブナの木々を眺めらながらの稜線歩きは楽しい。今日のように日差しが強い日なんかは、木陰でそよ風に当たりながら昼寝でもしたいなとは感じるものの 結局いつも歩いてしまっている。大倉屋根尾根の単調さは、いつも不満に思うのだがアプローチのし易さは随一なので なかなか変更しようとは思わなかった。塩水橋、魚止橋であろうと。この秋からは、北丹沢が中心になるから 大倉入りは少なくなる。魚止橋中心で行こう!
大倉から塔ノ岳まで高低差1,200m・・・登り詰めが終わると踵の靴擦れもさすがに気にならなくなった。それで思い出した。堀山ノ家を過ぎる頃、膝の裏側に違和感を覚えたっけ。より歩幅を小さくしてしばらくすると 気にならなくなったが ザックとの重みの関係で現状 歩幅が大きいということなのか・・・準備運動が足らないのかどうかは不明だ。膝自体は全く違和感はない。膝がらみの件で今日はおニューのトレッキングポール(ストックという言い方もあるが 以下ポールと表記する)を忘れてきたが 購入した割には未だに効用の意味が分からない。一般的には膝への負担軽減がトップな理由だと思うが、現実的に大腿筋を鍛えないで補助のポールを使っていいのかということ。この辺が分からないが、この稜線伝いならポールなんか要らないね。
つづく・・・
Related Entries:
このエントリーのトラックバックURL: