今日は車を相方が使うということで、遠出を諦める。車が使えたら檜洞丸かなと思っていたんだけど。家でごろごろするのも嫌だし、天気は午後から曇ってくるとの予想で先日行きそびれた鎌倉アルプスに行ってきた。
タイム |
コース |
トータル |
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07:55 | 北鎌倉駅 | 03:09 休憩含む |
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08:05 | 建長寺-明月院 | ||
08:24 | 天園ハイク入口 | ||
09:05 | 大平山 | ||
09:17 | 天園 | ||
09:58 | 明王院-瑞泉寺 | ||
11:04 | 鎌倉駅 | ||
大平山山頂にて |
ネーミングはともかく、観光地は外れてはいるが 結構ハイカーやランナーは多い。道は、堅牢で風格は感じるのだが、蜂と蚊が多く 蛇も目の前を横切っていたのは頂けない。私的には、「冬の散歩道が良い」というイメージだ。
珍しく軽装なザックのため、普段のゆっくりした足取りではなく 街歩きの歩行となって普段使っていない筋肉が多少炎症気味なのか 単に風邪気味なのか 分からないうちに瑞泉寺を抜ける。抜けた後は、観光地の喧騒が一挙に押し寄せる。焼けたアスファルト、爆音を鳴らすバイク暴走族 渋滞する車両にウンザリしつつ 木陰のベンチでビールで癒す。
雨の鎌倉もいいのかもしれないが、蚊が厄介だな。
Walk都心に向けて車を走らせるのが億劫なので(渋滞嫌い)、奥多摩は敬遠していたのだが、地図も昨年購入したばかりだし奥多摩見学がてら 雲取山へ行った。
小袖界隈
今回の訪問で、山深くそれでいて登山道は荒れてなく 木々の立ち枯れなども見ることもなく しかもそれほど混まない(丹沢主脈ほどには)という印象を受けた。何より、新緑の彩が映えてた。
タイム | コース | トータル | |
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05:35 | 小袖乗越口 | 07:19 休憩含む |
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08:12 | 七ッ石山 | ||
09:35 | 雲取山 | ||
10:22 | 雲取山 | ||
10:55 | ブナ坂 | ||
12:54 | 小袖乗越口 | ||
奥多摩小屋前にて |
晴天。結果として神奈川県下でも夏日となったようだが、乾燥した風が稜線ではそよぎ 心地よかった。むしろ暑さを感じず爽快そのものであった。
魚止橋(05:54)〜伝道〜雷平〜雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳〜鬼ヶ岩〜白馬尾根〜雷平〜魚止橋
行動時間 8H42M(休憩含む) 二名(りゅう+羅)
GW後半は、流石に家族の手前もあってテン泊とはいかずに 日帰りの山歩とした。前夜泊を入れて北の前衛にしようかと思っていたところ、次女が同行してもよいという事になり それならばと 行き先を蛭ヶ岳に変更した。ほぼ1年ぶりの山歩ならば、近場でかつ高度感があるとなると 丹沢でしょうということに。
GWに入ってから、各地は夏日。丹沢ならば雪も消え ブナの幹の色が映えるのを楽しみに散策した。
キクザキイチゲが、山荘付近で新緑の到来前に咲き誇っているのが印象的だった。
ブナの森は、新緑には早いものの 休憩や瞑想にはもってこいの場所。
バイケイソウが群生してくると頂上に近い!陽だまりのせいなのか芝?か
笹の茎が地面を覆っていて踏み後見えない。当然鹿の糞が沢山あって
寝転べませんが 座ってお茶を飲みたくなります。
鹿も食べないアセビが残った感じの広場。丸く生い茂った樹と白い花が印象的だ。
雷平付近の尾根の終着地。柵は、針金で留めてあります。
GWということもあって、一般道は混雑気味。山荘では昨日(3日)の宿泊が、120人。
そんな丹沢にあって、市原新道・白馬尾根では誰ともすれ違わない静寂と贅沢を味わえた。
Memo:
白馬尾根を下ったわけだが、踏み後、目印ともに非常に鮮明であった。四季を通じて歩きたい。
歩きやすいが、熊笹の原を下ると植林地道となり 人工林の味気なさを感じ 少し残念。
植林地の鹿柵をうまく超えられるかと不安だったが、施錠はなく 針金で縛ってあるだけだった。
「父さん、私ねえ、一年分の汗かいたよ 今日は」という言葉を残した次女が楽しめたのかどうかは正確には分からない。
徒渉、岩場の通過、目印を探す、踏み跡がない、鹿の死骸2頭、人と会わない 蛭もいる という盛り沢山のコースは、兎に角 運動にはなったようだ。
「来月は編笠山〜権現岳かな」との問いに「うん、いいよ」との返事を素直に取ることにしよう。
03:00雨音で目が覚める。Yahooの天気予報では晴れ間があるとのことだったが、あいにく強めの雨が降る。朝食と着替えを済ませて、出発の頃合を計るが、05:00になっても止む気配はない。つわものは出発していたが、雪ならともかく 山中での霙交じりの雨が嫌だ。真夏なら何でもないが、完全な冬装備にしていない私は濡れて冷えるのは御免蒙りたい。
07:00になっても雨脚は弱くならないので、一旦登山口から市街へ降りることにした。コーヒーを飲み、時間つぶしの文庫本を購入し、または温泉でも入ろうと考えていた。温泉地に着く前に、眠気を催したためコンビニ駐車場であえなく仮眠する。と、暑さを覚えて起き上がると10:30。移動する雲の合間に太陽が顔を出す。よおしっ!
その日の2食分の行動食と文庫本を購入し、急いで登山口に戻る。
1食分を食べ、パックを詰め靴を履きなおそうとしたら、空は濃い雲に覆われまた雨が降り出す。
「おーい 温泉をキャンセルしてきたのに 出発もできんのか」とぼやいていると雷鳴が轟く。
気温も下がってきたため、シュラフの中にもぐりこんで ウィスキーと恩田陸「光の帝国」を読み出した。
NHKラジオは、なぜか関東の気象情報しかやらなくて、甲信越の正確な気象はわからなかった。もちろん、雨自体も止む気配はまったくない。明日の天気を信じて、日暮れまで恩田陸の「常野」ワールドを堪能する。19:00には、歯磨きをして寝る体制にしたが、本の選択はどうやら間違ったようだ。
「常野」一族・末裔の存在不存在などを考えてしまうと、車中とはいえ心細さが助長してきて しばらく窓から外を見ることができなくなった。「遠耳」「遠目」じゃないが、車外の物音が変に耳に入ってきて落ち着けなかったのだ。
停滞用の文庫本は、恋愛小説にしよう。
ウトウトしていて24:00。月が出て、空は満天の星になった。
Walk晴れのち曇り。
市街地から見る大山は、頂上付近の斜面に雪を散らばしている。
先週は、風邪気味で取り止めたが、今日は蛭ヶ岳へと出かけた。
魚止橋(06:25)〜伝道〜雷平〜雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳 往復 8H44M(休憩含む)
このコースは、3度目でやっとゴールできた。
1度目は、榛ノ木丸へ向かってしまい、2度目は徒渉しようにも徒渉する岩が悉く薄氷が張っているため敗退となっていた。地図を正確に読めないこともあるが、早戸川沿いに各コースの目印が沢山あり 分岐時のどちらかの目印を見落とすと違ったコースを辿ることになる。今回は、下山コースを他のコースにしなかったのは目印の確認でもあった。各分岐で改めて確認してみると、前2回の見落としは明らかだった。ゴール後に読図の学習は、この北丹沢でいろんなコースを歩いて深めようと思う。
ネットでも登山書でもこのコースは、バリエーションルートとなっている。土曜日だから、誰にも会わないかと思っていた。ところが、往路では3人、復路では2人 どの方も単独行の御仁だった。自己責任のなかで、一般道並みに多くのハイカーが通っているという印象を受けた。交通の便が悪いものの、標識等の整備がなされると もっと身近にコース取りが出来そうだがシロヤシオの花以降はヤマビル天国みたいということなので ヒルのいない晩秋から春までの季節がベストシーズンなんでしょう。夏なんて、蒸し暑い上に全身ヒルに集られ様ものならゾッとする。ヒルはともかく、一般道ではないですので歩く方は自らの責任で行動してください。
雪は、市原新道に入って鹿柵に囲まれた植林地を過ぎる頃から20cmを超えるようになる。4番手だったから、特に歩きにくいということもなく むしろ積雪を見てルンルン気分で爽快だった。(別の側面から見ると、まだ足の仕上がりが悪くなかなかピッチが上がらない。おまけに3人にも抜かれちょっと落胆気味)例によって、テント類の入ったザックであるから特別軽いわけではないが、のんびり(ゼイゼイ)とブナを見つつ(ガスで何も見えない)春と雪の風景を楽しめた。(大倉から往復するよりはそりゃ楽ですよ!)
ブナの森(蛭ヶ平)(1352m付近)は良かったすよ。
Memo:
○伝道〜雷平 2本の丸太橋と目印の確認
一本目の橋は正月から流されていて今日は丸太1本がかかっているが 濡れてるしたぶん渡れない。岩と岩の1メートルのジャンプも空身ならば可能でしょうけど、堅い靴とテントの入ったザックならば着地後の転等が確実。よって、往復とも着替え用の靴下で渡渉した。
○雷滝〜市原新道
雷滝に向かうために徒渉が必要。岩の間隔が狭いため、ジャンプする必要は無いが重めの荷物の人はダブルストックが安心。
雷滝上り口からしばらく行くとなぜか目印を見失う。ココは登り一辺倒なのでかなりのヤブをこいで登っていく。途中で主要目印に遭遇。黄赤のビニルテープを追うのが確実。白のビニル紐は曖昧だった。
標識は不鮮明になりつつもやはりシンボル。
○市原新道〜蛭ヶ岳 雪解けで軟質、下山時の 転等 転倒は覚悟。ストックの石突キャップを紛失するも別のを拾う。軟質土壌のときは、今後予めキャップを取ることにする。
今日の景色は丹沢三峰山だけ。花はひとりしずかとすみれ。トウゴクミツバツツジは、あえなくピンボケ。
静かな稜線歩きができること と 稜線伝いで眺める富士の雄姿が特徴のコース。
この日は、平野部では晴れのち曇りの予報。山間部は雲とガスで景色は優れず。
用木沢出合→コシツバ沢→犬越路→大室山→加入道山→白石峠→用木沢出合 (5H54M休憩含む)
今日からは足慣らしのための歩行であるが、定番の大倉経由の山歩は味気ないので 檜洞丸との選択をしつつ西丹沢教室を通過する。駐車スペースから出発するときは、雨を覚悟していた。
重く垂れ込むガスに塞がれて眺望は拝めず、いきおい体が動かないこともあって下ばかり見て歩く。
丹沢といえば落葉樹特にブナの雄姿なんかを見て歩くのだろうが、今日は可憐なスミレを探しながらの散策となった。エイザンスミレを多く撮ったつもりがピントが外れてしまっていてちょっとがっかりした。きちっとザックを下ろして息を整えてから 撮るべきであった。
先週であれば、花冷えの降雪もあったから もう少し幻想感はあったろうが 曇天も悪くないし泥濘気味とはいえ山歩道は歩き易くて清清しい。
犬越路を過ぎる頃から雨がぱらついてきて、本格的に降るならUターン 小ぶりなら傘をと思っていたところ にわかに天気は持ち直してきた。
犬越路からは雄姿の富士を見ながら歩けるのだが、ほとんど雲の中で顔を出したのは数分間だけ。すぐさま雲の中に沈んでいった。雪は、頂上付近の尾根筋だけに残ってた。
山頂で休止し、記念写真を撮って歩こうと思っていたのだが、あいにく三脚を忘れてきた。大室山の山頂には一昨年ごろまでにはベンチがあったのだが、朽ちていつの間にか無くなっている。で、標識の立ち杭などにカメラを置くと、当然の事ながら 標識を写せない。要はどこで撮った写真が分からないんだよね・・・
大室山を過ぎると、きつい登りもなく富士、ブナを眺めながらのゆったりとした行程になるが、天候は回復せずに視界はよくない。
加入道山で写真を撮り直下の下り坂で遠望を見終えるとお帰りモードとなり ゆっくりとした下りを楽しめる。この日は数株のスミレがで迎えてくれた。
今年の山頂は石割山からのスタートとなった。新年は丹沢から!ということで例年は丹沢に拘っていたのだが、元旦の蛭ヶ岳敗退の気分が尾を引いている。そこで、どんな形にしろ山頂から綺麗な富士を眺めたい ということを最優先とし 歩行時間が短くてもよしとした。
自宅−石割神社駐車場 車で片道 2h
石割神社P−石割山 登り 1.0h 下り 0.5h
深夜3時に自宅を出発、連休最終日というか正月休み最終日ということで車はいつになく少なかった。6日の天候不良の反動かこの日は平地ではすこぶる暖かかい。県道64号 宮ヶ瀬湖の温度計も6℃を示している。道志道(国道413号線)でも氷点下にはならないと予想できるのでノーマルタイヤでも安全に運転できると判断し、行き先を変更しなかった。タイヤチェーンが必要(一応持参しているが)なら、菰釣山だった。
駅の道 道の駅 道志 を過ぎると、月光があるため 夜明けを待たずに富士はシルエットを見せてくれた。暗闇に浮かぶ富士は、重厚でいて不気味。写真に写らないのが残念であった。
5時石割神社P出発。満天の星と月光を浴びながら 1時間のナイトウォーク・夜の富士を楽しめた。
山頂は20センチを越える積雪で、雪は固まっていたが風が若干残っていた。雲もなく、富士が映える。
この山頂を独り占めできたことに満足・満足。前回の敗退を帳消しに出来たかな・・・やっぱり蛭ヶ岳からも富士は見たいね。
午前中は、このまま雲一つない富士を楽しめるのだが、あっという間に人が溢れてきて雰囲気が悪くなる。また、+6hで御正体山往復を考えていたのだが、夕刻の道路渋滞も気分が削がれるので 爽快な気分のまま下山することにした。
7時下山開始。石割神社Pにて、登山者2名がこれから登るところであった。
冬の間は、兎に角ロングコースといわず今回のようにショートショートでも 出かけようと思う。
それも次女の高校入試が終わったら、大手を振って出かけられるのだ。
新年を迎えることが出来て素直に嬉しい。若い頃は、日々の延長だったような気が、最近は1年1年寿命が切れていくわけで、大切にしていきたいと思うようになってる。
元旦初日早々、敗退です。いやぁー かえって縁起が宜しいかと。
計画としては、伝道−雷滝−蛭ヶ岳 日帰り往復の予定を立てる。
1.3ヶ月ぶりの山歩なので、ぜんぜん動けない。
2.観光センターまで車で入る予定がマス釣場の先でロックアウト。余分に歩く。
3.徒渉のための丸木橋が流されてる、徒渉のための岩にほとんど氷が張り付く。
4.丸木橋が少しでも動かせるかと、試したら 腕の肘と腰が悲鳴を上げる。
(絶対、ファイト一発はしてはいけないことを学ぶ!)
4.明日の雨は確実。のんびり歩いて山小屋の一泊は却下。
このコース、私には12月初旬までのコースだと思った。それに、観光センターまで車で入れないのなら、路駐の問題と味気ない往復2時間の車道歩きネックかな。とりあえず、5月になったら再チャレンジだ。
Walk
靴慣らし第四段。日帰り黒戸尾根。
上り:竹宇P(5:30)−五合目小屋(9:27)−7丈小屋(10:19)−甲斐駒ヶ岳(12:43)
行動時間7H13M(休憩含む)
下り:甲斐駒ヶ岳(12:50)−7丈小屋(14:05)−五合目小屋(14:42)−竹宇P(17:42)
行動時間4H52M(休憩含む) ザック重量17Kg(登り始め)
標高差のあるロングコース。この日で靴が馴染んだかというと もうちょっとかな・・・靴擦れ気味の箇所はあるがマメが出来るほどのことはなかった。ただ、連泊縦走時は予めケアをしておかないと歩行に支障が出るかもしれない。左足親指の裏、右足踵が気になる箇所。
反省点はあるものの ちょっぴり自信をつけた。7−8人の方に抜かれちゃって ヘコみ気味だか 今回は初めてのコースだし ザック重量の差もあるだろうからスピードについてはこの際無視する。ただ、スピードアップをしようとすると ふくらはぎと両足中指が攣りそうになる。段差のある岩場では臀部横(ズボンの両ポケットの付近 外転筋)が攣り気味となるなど、まだまだ歩行リズム・歩幅・全身の柔軟性など課題は多い。あと歩荷訓練に意味が無いように思えるが、連泊縦走の計画を立てやすくするためにも大歩荷(30kg)を経験し 補える技量があるかどうか確かめたい。
下りの笹ノ平からは、筋力不足で歩行が荒くなり痙攣気味となったが、このときはポールが恋しかった。使う使わないは別にして、黒戸尾根に来るときは持参しよう。
つづく・・・
Walk靴慣らし第三弾。乾徳山 2,031m
徳和P〜乾徳山登山口〜国師ヶ原〜扇平〜山頂〜迂回新道(国師ヶ原)〜道満山〜道満尾根〜徳和P
(08H07M 休憩含む)
つづく・・・