ベテランの方に叱られる。「ここは、冬山よ」
初登山は、(元旦の天気が悪い、4日 仕事で鎌倉へ) この9日となった。
8日に雪が降ったようだが、私の心配はもっぱら箱根道のチェーン規制だ。FR車+ノーマルタイヤ 念のため 鉄チェーンの構成で 箱根往復ができるのかなぁ そればだけを考えていた。前日、手にした4本アイゼンも使わないなと 元の引き出しにしまってしまう。
5時起床、5:30出発 西湘バイパスもスイスイで 箱根もチェーン規制なし。
6:30前には金時神社駐車場に到着。既に、2台駐車していた。
駐車場にも全面に降雪。金時神社前に行くと、既にアイゼンの跡がある。
こんなとこからアイゼン使うの? 登山道も既に圧着済みの雪道となっていた。
これくらいなら、降りれるねぇ と中途で考えながら 70分で頂上到着。
途中1組を抜いてきたが、そのカップルもアイゼンを履いていた。登りで必要ないはずだけど、
ひとつのファッションなのかなぁ・・・
相方は、頂上で大休止を考えている雰囲気。富士は雲に隠れている。私は、降りに向けて
緊張気味。2箇所は滑る覚悟ができていたので、すぐに降りたかった。そろそろ、大量に登山者が登るであるから。ビスケットを頬張る相方を無理やり下山に誘い 降り始める。
と、ピッケルを持ちながら 凍った登山道を所々 氷を削りながら 先のベテランの方が下降しながら 整備をされている。ご忠告は忠告として賜りました。
さて、アイゼン。相方には、持ってきてあげたほうがよかった。私は、滑ることなく降りられたので持ってきたとしても使ったかどうか分からないなぁ。雪山を知らないものが言うことじゃないが、登りに使用するのは間違っているでしょう、金時では。降りについては、11月の蓼科山の岩薄氷のほうが遥かに恐かった。
金時山初回が、雪道となっていたことで いろんなことを考えることができた。
1.アイゼンはできれば 雪の豊富な北八ヶ岳でしっかり練習したい
2.使用の有無を問わず、冬の箱根はアイゼンを持参すべし
3.今回のアイゼン不携帯で、かえって相方は 雪山に興味を覚える
4.結果として、冬山予算が2倍必要!
5.靴2足 本格アイゼン2組を購入したら 予算オーバーじゃ♪
とある登山者「アイゼン無しで よく降りて来れましたねぇ」
相方 「ずーとお尻で降りてきました!」
一人分だけの予算を組んでいたのに、俄然やる気を出し始めた相方の
予算も補正することにした。一眼レフデジカメを諦め、オーバー手袋、ストック ウェア・・・
羽毛シュラフまでは 買 え な い!!
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