2007年4月21日

伝道〜市原新道〜蛭ヶ岳

晴れのち曇り。
市街地から見る大山は、頂上付近の斜面に雪を散らばしている。
先週は、風邪気味で取り止めたが、今日は蛭ヶ岳へと出かけた。

魚止橋(06:25)〜伝道〜雷平〜雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳 往復 8H44M(休憩含む)

  

このコースは、3度目でやっとゴールできた。
1度目は、榛ノ木丸へ向かってしまい、2度目は徒渉しようにも徒渉する岩が悉く薄氷が張っているため敗退となっていた。地図を正確に読めないこともあるが、早戸川沿いに各コースの目印が沢山あり 分岐時のどちらかの目印を見落とすと違ったコースを辿ることになる。今回は、下山コースを他のコースにしなかったのは目印の確認でもあった。各分岐で改めて確認してみると、前2回の見落としは明らかだった。ゴール後に読図の学習は、この北丹沢でいろんなコースを歩いて深めようと思う。

ネットでも登山書でもこのコースは、バリエーションルートとなっている。土曜日だから、誰にも会わないかと思っていた。ところが、往路では3人、復路では2人 どの方も単独行の御仁だった。自己責任のなかで、一般道並みに多くのハイカーが通っているという印象を受けた。交通の便が悪いものの、標識等の整備がなされると もっと身近にコース取りが出来そうだがシロヤシオの花以降はヤマビル天国みたいということなので ヒルのいない晩秋から春までの季節がベストシーズンなんでしょう。夏なんて、蒸し暑い上に全身ヒルに集られ様ものならゾッとする。ヒルはともかく、一般道ではないですので歩く方は自らの責任で行動してください。

雪は、市原新道に入って鹿柵に囲まれた植林地を過ぎる頃から20cmを超えるようになる。4番手だったから、特に歩きにくいということもなく むしろ積雪を見てルンルン気分で爽快だった。(別の側面から見ると、まだ足の仕上がりが悪くなかなかピッチが上がらない。おまけに3人にも抜かれちょっと落胆気味)例によって、テント類の入ったザックであるから特別軽いわけではないが、のんびり(ゼイゼイ)とブナを見つつ(ガスで何も見えない)春と雪の風景を楽しめた。(大倉から往復するよりはそりゃ楽ですよ!)

ブナの森(蛭ヶ平)(1352m付近)は良かったすよ。

次回は、白馬尾根を下りたいね。
  hirusantyou02.jpg

Memo:
○伝道〜雷平 2本の丸太橋と目印の確認
一本目の橋は正月から流されていて今日は丸太1本がかかっているが 濡れてるしたぶん渡れない。岩と岩の1メートルのジャンプも空身ならば可能でしょうけど、堅い靴とテントの入ったザックならば着地後の転等が確実。よって、往復とも着替え用の靴下で渡渉した。
toshou.jpg  

○雷滝〜市原新道
雷滝に向かうために徒渉が必要。岩の間隔が狭いため、ジャンプする必要は無いが重めの荷物の人はダブルストックが安心。
雷滝上り口からしばらく行くとなぜか目印を見失う。ココは登り一辺倒なのでかなりのヤブをこいで登っていく。途中で主要目印に遭遇。黄赤のビニルテープを追うのが確実。白のビニル紐は曖昧だった。
標識は不鮮明になりつつもやはりシンボル。

○市原新道〜蛭ヶ岳 雪解けで軟質、下山時の 転等 転倒は覚悟。ストックの石突キャップを紛失するも別のを拾う。軟質土壌のときは、今後予めキャップを取ることにする。
  
今日の景色は丹沢三峰山だけ。花はひとりしずかとすみれ。トウゴクミツバツツジは、あえなくピンボケ。

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at 22:53 | 分類 : 2007 , Walk | Tag : | 意見 [0] | TB [0]
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