静かな稜線歩きができること と 稜線伝いで眺める富士の雄姿が特徴のコース。
この日は、平野部では晴れのち曇りの予報。山間部は雲とガスで景色は優れず。
用木沢出合→コシツバ沢→犬越路→大室山→加入道山→白石峠→用木沢出合 (5H54M休憩含む)
今日からは足慣らしのための歩行であるが、定番の大倉経由の山歩は味気ないので 檜洞丸との選択をしつつ西丹沢教室を通過する。駐車スペースから出発するときは、雨を覚悟していた。
重く垂れ込むガスに塞がれて眺望は拝めず、いきおい体が動かないこともあって下ばかり見て歩く。
丹沢といえば落葉樹特にブナの雄姿なんかを見て歩くのだろうが、今日は可憐なスミレを探しながらの散策となった。エイザンスミレを多く撮ったつもりがピントが外れてしまっていてちょっとがっかりした。きちっとザックを下ろして息を整えてから 撮るべきであった。
先週であれば、花冷えの降雪もあったから もう少し幻想感はあったろうが 曇天も悪くないし泥濘気味とはいえ山歩道は歩き易くて清清しい。
犬越路を過ぎる頃から雨がぱらついてきて、本格的に降るならUターン 小ぶりなら傘をと思っていたところ にわかに天気は持ち直してきた。
犬越路からは雄姿の富士を見ながら歩けるのだが、ほとんど雲の中で顔を出したのは数分間だけ。すぐさま雲の中に沈んでいった。雪は、頂上付近の尾根筋だけに残ってた。
山頂で休止し、記念写真を撮って歩こうと思っていたのだが、あいにく三脚を忘れてきた。大室山の山頂には一昨年ごろまでにはベンチがあったのだが、朽ちていつの間にか無くなっている。で、標識の立ち杭などにカメラを置くと、当然の事ながら 標識を写せない。要はどこで撮った写真が分からないんだよね・・・
大室山を過ぎると、きつい登りもなく富士、ブナを眺めながらのゆったりとした行程になるが、天候は回復せずに視界はよくない。
加入道山で写真を撮り直下の下り坂で遠望を見終えるとお帰りモードとなり ゆっくりとした下りを楽しめる。この日は数株のスミレがで迎えてくれた。
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