定期的に食卓に登らせているホットドッグ。圧倒的なメニューである。サンドイッチもハンバーガーも自宅では作らない。作るのは決まってホットドッグである。国民的な食べ物とならなかったホットドッグを自宅で作る。
それは、私がキャベツ食い人間であるという側面が強い。ていうか、大阪育ちっ。
というのは、
キャベツ購入→お好み焼き・焼きそば→回鍋肉→ホットドッグ→ポトフ又はコールスロー という連鎖食の図式を持っているからだ。キャベツは捨てるところがない。キャベツの芯ですら、出汁として使っている。
キャベツ好きならこの図式は同じだと思うが、最近 『ホットドッグの具はいつからキャベツなの』という疑問が頭をよぎる。
チェーンのお店は、具材に刻み玉葱やトマト系サルサを使っている。ドッグパンにソーセージのみというところもある。特殊な例としてザワークラフトを挟むということもあるだろう。だけど、炒めたキャベツはどの店であったのか?
あれ・・・青年期以前の頃は、どこでホットドックを食べていたのだろうか。難波スケートリンク、地場の喫茶店、ドッグ車の露天商、夜店、売店、学食 ??? 全然思い出せないな。
何処で食べていたかは、あんまり覚えていないが、
お好み焼きを作るのと同じように、所帯を持ってからはやっぱりホットドッグを作ってた。
1.炒めたキャベツに塩こしょうを振り、カレー粉をまぶす。
2.豚の粗挽きソーセージ(昔はポークソーセージ)を軽くボイルし、ドッグパンにキャベツを入れボイルしたソーセージをトッピング。
3.トースターかオーブンに入れ 全体を4分程度 焼く。
4.粒マスタードとケチャップを好みで塗りたくる。
お好きな飲み物と一緒に。(昔は、コーヒー 今は断然ビールかな)
ドッグパンは、オーソドックスな垂直切れ目が入っているタイプ。ヤマザキあたり。最近のイオンは、トップバリュー品しか置いていないが。昭和の人間なので、フランスパンや横切れ目のものは絶対購入しない。
ここまで書いてきて、古い記憶がおぼろげながら・・・
トースターからドッグパンを取り出す自分がいた。喫茶店でも、露天商でも食べた記憶が無いわけだ。
具材は、おかんが作っていた。作ってくれていた。実家で食べていた。
今度は、私が、自分の子供たちに伝えている。(食べさせている)
極 当たり前の普通の食べ物として。
おかんに作ってもらっていた ということをいつの間にか 忘れていたようだ。
ちょっと泣けてきた。
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