散歩コースの親水地域で超望遠カメラ持参の方をあまり見かけない。おそらく、人通りが多く且河川の両側が遊歩道となっているため 特定の野鳥を狙ってカメラを構えるのが難しいのだろう。何時も目にするコサギ、アオサギですら 寄って写そうものならすぐさま移動してしまう。野鳥に親しむのは十分だが、写真の題材には不向きなんだろう。
Walking、Running、草野球チームの車両 通勤バイクや通学自転車の往来により 日中は静けさとは程遠い親水流域である。野鳥の方も定位置で餌場確保が難しいのかもしれないが、人間がいることで天敵から守られることもあるのかもしれない。
カワセミ初心者である私には、まだまだカワセミ本来の習性が分からない。糞をしたところや水面にダイブした直前の止まり木に一日1回は必ず寄るかどうか等など 経験を積むしかない事項が山積みである。
だいたい、水辺の草木(ブッシュ)に身を潜めたカワセミを見分けられない。教科書どおり水辺に突き出たブッシュに集中する。が、まるで分からない。して、いないなと判断し移動に掛かる。丹念に川べりを歩いていると やがてカワセミが飛び立つことがある。行き先の目星をつけて後を追う。この辺りだなと思って探すが見つけられない。又移動する。カワセミが逃げる。こういう展開である。
有名どころのスポットは、数箇所だけにカメラをセットしてカワセミがやってくるのを待てばいいのかもしれないが、川はブッシュだらけなのだ。カワセミには酷だが、カワセミを追い立てながら後を追うしか今のところ術がない。もちろん、私に追われるよりも往来の人や車に追われる方が多いのだと思われる。ここで待てば確実な場所が分かるまではぶらぶらする必要がある。
試行錯誤の連続の中で 今日数枚のカワセミの写真を見て、確実に分かったことがある。およそ7m以上離れると我がコンデジは極端に画像が悪くなることだ。光学ズームで捕らえて何となくピントもあった状態だったとしても画像は落胆そのものの写り具合なのだ。野鳥を比較的きれいに写そうと思うと4mぐらいに近寄る必要がある。結果的に野鳥を追い払うことになる。
デジ一は来年購入予定だ。というか来年の新型を待つのだ。少なくとも半年間はピンボケ写真や粒子の粗い写真を撮り続けることになる。ちょっと憂鬱。4mぐらいに接近するのも徒労かな。
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