2008年8月20日

白馬岳は危ういですね

毎年 白馬岳で事故が起こってますね。大雪渓は、安全じゃないとアナウンスすべきですね。

現在は、入山禁止となっていますが・・・  (http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20080820-OYT9I00165.htm

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山岳ガイド野間洋志さん(長野県山岳協会 登攀クラブ安曇野所属) と 

神奈川県の女性が行方不明となってます。

 

 安曇野山岳ガイドクラブ 社団法人日本山岳ガイド協会会員

 JNN News    白馬大雪渓で不明の登山客2人捜索  

信濃毎日新聞  白馬大雪渓で土砂崩落、登山者2人と連絡取れず

長 野地方気象台によると、19日は日本海の低気圧から延びた前線が本州を東へ進み、県内では北ア周辺など北部を中心に激しい雨になった。白馬村役場総務課 によると、登山口の猿倉では午前7時ごろから雨が降り始め、午前10時から午後2時にかけては1時間に最大22ミリの強い雨。午後3時までに計111ミリ を観測した。

白馬岳が危うい というよりは、

都市部の集中豪雨のように 山間部でも短時間の豪雨で 登山道が崩壊する危険があるのかもしれない。だから、天候が良好ならば落雷が怖い山間部であるが 今後は天候不良の低気圧だけでなく 単なる雨が危険になってしまうということなのかもしれない。プロのガイドさんですら、土砂崩れの予感はなかったのだから。

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男女の遺体発見=不明者捜索で長野県警?北ア・白馬岳土砂崩落  8月20日12時29分配信 時事通信

ご冥福をお祈りします。

 

夏の白馬岳は高山植物の宝庫で、この大雪渓は夏でも雪が踏めるすがすがしいコースである。山荘も巨大で中高年には人気スポットでもある。だが、毎年場所が違えども 雪崩や落石が絶えない安全でないコースなんですよね。大雪渓を外すプランが今後はいいんでしょう。

 

男女の遺体発見 白馬岳崩落 他に1人不明 (西日本新聞)

白馬大雪渓土砂崩れ、男女2人の遺体発見 男性1人と連絡とれず(Nikkei.Net) 17:00

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--2008/08/21 10:05

白馬岳土砂崩れ、男女の遺体発見 asahi.com

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白馬岳土砂崩落 男女の遺体を発見 産経ニュース

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遺体は不明の2人 白馬大雪渓の土砂崩れ Nikkei.net

白馬岳の土砂崩落、2遺体の身元確認…新たに男性1人不明 Yomiuri Online

野間さんを知る北アルプス・燕岳の山小屋「燕山(えんざん)荘」社長の赤沼健至さん(57)は「山の危険を熟知し、判断力が優れている。(危険な場所に)強引に行くような人ではない。何があったのか……」と語った。

     燕山荘スタッフ紹介 その1

白馬大雪渓の土砂崩落 2遺体は不明の男女と確認 信毎Web

 

長岡高専によると、佐藤さんは山岳部の学生7人とともに18日に白馬村猿倉から入山、白馬岳(標高2、932メートル)を目指す予定だった。新潟県内で電車の待ち合わせがうまくいかずに学生と佐藤さんは別行動となり、学生グループは入山後、19日の大雨で途中で引き返した。佐藤さんは18日夜、登山口そばの猿倉荘に泊まった記録があり、19日に大雪渓を通って白馬岳に向かった可能性があるという。

白馬岳崩落、最悪の結果 2人悲しみの下山  中日新聞

「男性が女性をかばうような姿勢で、(男性が)岩に挟まれるようにして見つかった」と白馬村遭対協の降籏義道救助隊長。野間さんの登山ザックが崩落現場の先の登山道に置かれていたことも明らかにし「彼なりに先に登り、安全と思われる場所に置いて引き返し、女性を連れて来ようとしたのか」と悔やんだ。

・・・野間さんは先月結婚したばかり。・・・

ガイドの野間洋志さんは2003年4月に日本山岳ガイド協会からガイドとして認定され、04年までは安曇野市の北ア・燕岳(つばくろだけ)の山小屋燕山荘(えんざんそう)で働いていた。

 「なぜ彼が」 知人ら絶句 Yomiuri Online

県外出身の野間さんは山が好きで、県内で山岳ガイドを始めた。白馬岳など北アルプスの登山経験は豊富。ガイドの仕事で関係があった「オフィスヤマサキ」(長和町)の山崎邦彦さん(42)によると、・・・・・野間さんは今年7月、松本市の上高地で結婚式を挙げたばかりだったといい、山崎さんは「河童橋を奥さんと幸せそうに歩く姿が忘れられない」という。

 「引き返すべきだった」 白馬岳崩落 地元の関係者、沈痛 中日新聞

 北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)の石田弘行さん(62)も「朝から雨で天候が荒れることは予測できた。常識的にみて引き返すべきだった」。

 捜索活動を指揮した同遭対協の降籏(ふるはた)義道さん(60)は「雨が降っていれば視界も悪い。土砂崩落は予期しなかったと思うが、無理しないでほしかった」と惜しんだ。

結局、こういう見方をされてしまうのだな。ガイドすべき登山者を安全に下山させるのがプロガイドの役割。全うできなかったところにプロガイドとしての資質や責任を問われる。好天時の落石や登山道崩壊、雪崩の発生では全くないので 悪天候下で強行したということに帰結するのかな。

 

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at 11:12 | 分類 : News | Tag :Accident ,Alps | 意見 [0] | TB [0]
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