2009年7月17日

らくらく 旭岳~トムラウシ山

「取材に応じた同社幹部の男性は「17回同じ行程でツアーをやっているが、これまで事故はなかった。天候の不運もあったのでは」と唇をかんだ。」

 

17回安全だったから、いつも安心という発想がおかしいんだよな。天候の不運というわけではなく、完全な引率者の責任なんだ。「天気が悪すぎた」なんて言う業者(アミューズトラベル)は信用できない。引率者三人の内、地元が1名 本州で活躍するのが2名で、結局天候を読めずに 決行しちまった。

 

美瑛の遭難はともかく、プロが引率して参加者が死亡するのはプロの責任。毎年毎年、犠牲者が出るのはやりきれないね。

 

どうなるんだろう。今後のアミューズトラベルのツアーは。

 

       
  7/15更新  
 出発日  日数ツアー名予定リーダー催行
 7月21日3エコ 皆既日食の屋久島石井・辻
 7月22日5プレミアム 羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳 
 7月23日4エコ 大雪山・緑岳~小泉岳と黒岳~桂月岳 
 7月24日3飛騨沢~槍ヶ岳千田・川上
 7月24日3加賀白山と池めぐり木元
 7月24日5らくらく 旭岳~トムラウシ山 
 7月25日2八海山 八ツ峰縦走泉田・坪井
 7月25日2百名山を楽しむ会 立山(新宿・八王子)畠山・久村
 7月25日3塩見岳登頂峯岸・村田
 7月25日4ゆったり朝日連峰縦走鈴木・清水
 7月25日4エコ 加賀白山 フラワートレック 
 7月26日4らくらく 沼ノ原~トムラウシ山 
 7月26日5旭岳~トムラウシ山上村
 7月28日4沼ノ原~トムラウシ山川上
 7月29日5シニア ゆったり荒川三山~赤石岳峯岸・倉持
 7月31日3百名山を楽しむ会 甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳(新宿・八王子)久村
 7月31日3北岳と間ノ岳泉田・石原
 7月31日4白馬三山畠山・石原
 7月31日4薬師岳~五色ヶ原
 8月1日2立山三山縦走高橋(宏)・清水
 8月1日3剱岳と立山木元・坪井
 8月2日3トムラウシ山上村・川上
 8月5日4らくらく ゆったり幌尻岳 
 8月6日4高天原~赤牛岳・読売新道木元・石原
 8月6日4剱岳登頂上村・池田
 8月7日3越百山・南駒ヶ岳~空木岳千田・泉田
 8月7日3百名山を楽しむ会 鹿島槍ヶ岳から爺が岳(新宿・八王子)中野
 8月8日2エコ キレンゲショウマの剣山と東赤石山 
 8月8日2鳥海山泉田
 8月8日2鳳凰三山畠山
 8月8日3杁差岳林・倉持
 8月8日4飯豊連峰縦走峯岸・池田
 8月8日5聖岳から光岳 ※追加設定 
 8月9日3幌尻岳白砂・石原
 8月10日3シニア ゆったり立山三山高橋(宏)
 8月13日4朝日岳・雪倉岳から栂海新道木元・高橋(絵)
 8月13日3百名山を楽しむ会 燕岳から大天井岳(新宿・八王子)白砂・池田
 8月14日4奥穂高岳~前穂高岳泉田・川上
 8月14日6プレミア ゆったり聖岳~光岳プラかス
 8月15日2高妻山 
 8月15日3空木岳上村・石原
 8月15日3塩見岳 
 8月15日4八ヶ岳大縦走 八峰制覇畠山・清水
 8月15日5シニア ゆったり荒川三山~赤石岳峯岸・辻
 8月18日3シニア ゆったり越後駒ヶ岳 
 8月19日5光岳~聖岳高橋(絵)
 8月20日4氷河公園~槍ヶ岳・西鎌尾根木元・川上
 8月20日4ペテガリ岳 
 8月21日3富士山登頂&高山病予防セミナー 
 8月21日3百名山を楽しむ会 ゆっくり富士山(新宿・横浜) 清水・久村
 8月21日3鏡平~笠ヶ岳 
 8月21日3爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳泉田・高橋(宏)
 8月22日3鳥甲山と佐武流山 
 8月22日4旭岳・十勝岳・トムラウシ山 
 8月22日4シニア ゆったり聖岳石原
 8月22日5裏銀座大縦走・百名山4座上村・池田
 8月23日4エコ 知床&野付半島 どっぷり4日間 
 8月27日4荒川三山~赤石岳清水・プラカス
 8月27日5幌尻岳と羊蹄山石原
 8月29日3鏡平から笠ヶ岳 ※追加設定高橋(宏)・高橋(絵)
 8月29日1百名山を楽しむ会 乾徳山(横浜) 
 8月29日1エコ 霧ヶ峰 (横浜・町田) 
 8月29日2夜行 雨飾山 
 8月29日3燕岳から大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳池田
 8月29日3薬師岳と黒部五郎岳坪井
 8月30日1百名山を楽しむ会 乾徳山(東京・新宿) 
 8月30日1エコ 霧ヶ峰 (東京・新宿) 
 8月30日4黒部五郎岳~笠ヶ岳川上
 8月30日6プレミア ゆったり赤牛岳と鷲羽岳・水晶岳&雲ノ平泉田
 8月31日6らくらくゆったり幌尻岳 ※追加設定 
 9月2日5シニア ゆったり塩見岳・間ノ岳・北岳 
 9月4日3毛勝山 
 9月4日3越百山・南駒ヶ岳~空木岳 
 9月4日3飛騨沢~槍ヶ岳 
 9月4日3百名山を楽しむ会 槍ヶ岳(新宿・八王子) 
 9月5日1乗鞍岳 
 9月5日2鳥海山 
 9月5日2立山三山縦走 
 9月5日3羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳 
 9月5日3剱岳と立山 
 9月6日3利尻山 
 9月6日3光岳 
 9月6日6プレミア ゆったり百名山4座&雲ノ平泉田
 9月7日6プレミア ゆったり百名山4座 ※追加設定 
 9月8日3シニア ゆったり五竜岳 
 9月10日5光岳~聖岳 
 9月11日3北岳・間ノ岳・農鳥岳 
 9月11日3笹山 ダイレクト尾根上村
 9月12日1八ヶ岳・編笠山 
 9月12日2荒沢岳 
 9月12日2越後駒ヶ岳 
 9月12日2甲斐駒ヶ岳 
 9月12日3剱岳と立山 ※追加設定 
 9月12日2仙丈ヶ岳 
 9月12日3エコ 釧路湿原 カヌー&コッタロ湿原 
 9月12日3大雪山縦走と十勝岳 
 9月12日3幌尻岳 
 9月12日4シニア ゆったり飯豊本山 
 9月13日1白毛門 
 9月13日2斜里岳と雌阿寒岳 
 9月15日3大雪山 緑岳・赤岳縦走&高原沼 
 9月15日1乗鞍岳 畳平の雷鳥バードウォッチング♪鳥くん
 9月17日5シニア ゆったり荒川三山~赤石岳 
 9月18日3加賀白山と池めぐり 
 9月18日4羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳&知床五湖 
 9月19日3唐松岳~五竜岳縦走 
 9月19日3白馬三山 
 9月19日4塩見岳・間ノ岳・北岳 
 9月19日5九州スペシャル 
 9月19日5針ノ木岳~船窪岳・烏帽子岳泉田
 9月20日3越後駒ヶ岳と平ヶ岳 
 9月20日3鳥海山と月山 
 9月20日3甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳 
 9月20日3爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳 
 9月25日3エコ 工藤氏と歩く白神 秋のキノコ 
 9月25日3黒戸尾根~甲斐駒ヶ岳 
 9月26日1日光・太郎山 
 9月26日1根子岳~四阿山 
 9月26日2越後三山・中ノ岳 
 9月26日2栗駒山と焼石岳 
 9月26日2シニア ゆったり木曽御嶽山 
 9月26日2鉢盛山と経ヶ岳 
 9月26日2平ヶ岳 
 9月26日2焼岳と乗鞍岳 
 9月26日3奥穂高岳&涸沢カール 
 9月26日3北穂高岳&涸沢カール 
 9月26日3塩見岳登頂 
 9月27日1田代山~帝釈山 
 9月27日1鉢盛山 
 9月27日2羊蹄山とニセコアンヌプリ 
 9月28日4シニア ゆったり奥穂高岳と涸沢カール 
 10月1日4大千軒岳・狩場山・余市岳 
 10月1日5東北・百名山5座 
 10月2日2ゆったり夜行 焼岳 
 10月2日3岩木山・白神山・八甲田山 
 10月2日3木曽駒ヶ岳~空木岳 
 10月2日3百名山を楽しむ会 燧ケ岳と至仏山(横浜・新宿) 
 10月3日1一切経山 
 10月3日1三本槍岳 
 10月3日2蔵王熊野岳と月山 
 10月3日2苗場山 
 10月3日2燧ケ岳 
 10月3日3飯豊本山 
 10月3日3大朝日岳 
 10月3日4裏剱・仙人池~黒部峡谷 
 10月4日1古峰原~横根山 
 10月4日1焼額山 
 10月5日4シニア ゆったり八ヶ岳大縦走 
 10月9日3エコ 秋の白神 十二湖と天狗岳を歩く 
 10月9日3ゆったり火打山・妙高山 
 10月10日1源次郎岳 
 10月10日1那須・甲子山 
 10月10日2高妻山 
 10月10日3黒姫山・飯綱山・戸隠山 
 10月10日3どっぷり吾妻連峰 
 10月10日3苗場山と巻機山 
 10月10日3二王子岳と御神楽岳 
 10月11日1角落山・剣ノ峰 
       

こういうツアー名を見ると、危険が全くないような書き方だな。

死亡事故となってしまったら、

「北海道トムラウシ山での遭難事故にて亡くなられた方、ご家族並びに関係各位に深くお詫び申し上げるとともに心からお悔やみ申し上げます。」

http://www.amuse-travel.co.jp/kokunai/spk_01.htm

とのコメントがなんとなく空々しく感じてしまうのは 私だけなのかもしれない。だけど、どうしてプロ引率者をそんなに信用できるのだろうか。ツアーを中止し引き返すことが最善という引率者本来の仕事を全うして欲しいものだ。

 

20090717tomuraushi.jpg

 

トムラウシ山から無事下山した登山客

 

追記2009/07/17 17:00

自力で下山した愛知県清須市の戸田新介さん(65)の話によると、出発した時点で風がビュービューと吹き荒れていた。「こんなので大丈夫なのか」。不安に思ったが、計画通り出発した。数時間後に1人目が倒れ、その後、次々とメンバーは脱落した。「起きないと死んじゃうぞ」。戸田さんは体調を崩したメンバーに呼びかけたという。

 倒れたメンバーとガイドを残し、体力の続くメンバーは先に進んだ。しかし戸田さんは集団のペースに追いつけなくなり、1人で取り残されたという。夜になり、いったん歩行をやめて雨風をしのいだ。17日午前3時半に再び歩き始め、登山道の入り口に来ていた救助の車に出合った。

「とにかく寒かった」強風の中登山決行 大雪山系遭難(asahi.com)

20090717tomuraushi2.jpg

 

 百名山・トムラウシ、本州なら3000m級
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090717-OYT1T00593.htm?from=main4


北海道山岳ガイド協会長の川越昭夫さん(72)(札幌市)によると、旭岳からトムラウシ山を結ぶ縦走ルートは高山植物や雪渓が豊富で、天気さえ良ければ「楽園を散歩するような人気のコース」だ。ツアー参加者の多くは中高年という。だが、いったん天候が悪化すると、尾根が広く風雨を避けるところがなく、逃げ場のない状態に追い込まれるという。 

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