中央高速が既に渋滞気味であるため、仮眠をして渋滞解消後に帰宅しようと腹ごしらえのためファミレスに入る。須玉インターの近くだといつものガスト。ETC通勤時間割引を使うべく 早めの食事と水分補給をして双葉インターで仮眠というスタイルだ。帰宅が深夜になるものの 出発前の睡眠不足を補い筋肉の疲労を取り去り渋滞も解消と イラチの私には都合が良い。+温泉の選択肢もあるのだが、アルコールを飲みたくなるので 最近は汗臭いままでいる。で、ガストに入店してみて気づくのだが、現金の所持金が¥840円。
私は小学生か・・・
現金主義の私も最近はやたらキャッシュレスの決済が多くなり、現金のやり取りが億劫になってきた。現金もセブンイレブンさえあれば24hおろせるから 単独山行の日程時は少なめに財布に収まっている。
都市部では、一枚のカードでクレジットとスイカが同居しているので それこそ現金は要らないが、山間部ではさすがに現金主義のままだ。とくに、ガソリン。セルフのガソリンスタンドもインターチェンジの近くにあるとセルフ率が高いものの 山間部では旧態経営なのでクレジット払いには抵抗がある。
下山後に¥4000円のガソリン代を現金で支払ったがために手持ち現金が¥840となったのである。ガストではクレジットカードが使えない。クオカード専用のようだ。
ペコペコのお腹なのに 飲み物代を除き¥600相当の食事じゃ物足りないよぁ。オーダーしたピザは、あっという間に食べてしまった。後2枚はいける!でも現金はない。連れもいない。いったんレジ精算して店を出て 3km山間部へ戻り セブンイレブンで現金を下ろし再度入店は面倒だ。でも、お腹は空いている・・・ドリンクのお替りじゃ 水腹じゃん。なんとなくいらいらも昂じてくる。
一応聞いてみようかということで、レジで確認してみた。
「こちらはクレジット精算できますか。」
《当店はクオカードとTポイントと現金決済だけです。》
「Tポイントでも精算できるのですか」
《ハイ》
財布からクレジットカードを取り出して 「Tポイントはいくらあるのか分かりますか?」
《えっっ はあ ・・・ 店長!店長!》 ・・・なんか無銭飲食と勘違いされているような気が・・・
しばらくすると、厨房に入っていた店長が胡散臭そうに 私を見ている。日曜日の午後で疲れている表情だ。
「あのTポイントの残高を知りたいのですが?」
店長はカチャカチャとレジ操作。でもエラー音がピーピー カチャカチャ ピーピー!
《レジ伝票を持ってきたください》
「ハイ」テーブルに戻って 伝票を持ってくる。
《1500ポイントほど残高がありますね》
「じゃ¥1500円まで使えますか?」
《ということです》といって店長は厨房に下がった。店長も、現金を持っていない客だと見ているようだった。
なんとなく、ウェイトレスの女の子も無銭飲食者だと目で訴えているような・・・
そんな目を見た記憶がある。スイカを持って、バスに乗る。タッチパネルを推そうと腕を差し出すがパネルがないことがある。《当バスはスイカパスモは使えません。》「えーっ っ」 急いでポケットの探る。
財布の中を見る。鞄の中を見る。その時の運転手と乗客の目と同じだ。
数十万円の決済できるクレジットカードながら、使えないとなるとただのプラスチック。Tポイント1500もなんだか色褪せ、急に弱気になったしまった私。「食わねど高楊枝」じゃないが、あと¥700円分だけ追加オーダーするのも癪に障るし 食べてもまだ足らないだろう。現金持たずに入店したのがそもそもの間違い。普段飲まないコーラをがぶ飲みして 店を出た。
次回は現金持ってきますからね、ガスト須玉店。
念のため、須玉インターに行かずに清里方面へと向かう。
財布に現金をチャージしに セブンイレブンへと行くのであった。
山間部では、いくらテント一式と食材を持っていたとしても 現金を多めに持っていくべし。
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