青年期は、京都で過ごしていた。学食よりも、『王将』で食べることが多かった。
私の中華好きは、『王将』から来ている。関東の王将は、店舗数が少ないのか 立地が駅前に集中しているのでピーク時は行列覚悟で行かないと簡単には座れない。
当時の王将では、昼時のピーク時のことは覚えていないので その時間を外して出向いていたのかもしれないがカウンターはいつでも空いていた記憶がある。メニューに麺もあったと思うが、ラーメン系を食べたことがない。麺食=揚げそば(かたやきそば)であったからだ。ラーメンといえば、自宅や下宿先で食べる袋麺でありましてや中華飯店で食べるものでもなかった。
かくいう 揚げそば。別名 皿うどん、かたやきそば、バーリ。
自宅でも結構作る。市販の細揚げそばを購入し、野菜炒めにスープ&水溶き片栗粉を入れてできあがり。こんなのレシピ自体がない。強いて言えば、スープは化学調味料だけでもいいのだが、野菜出汁があればなお旨し。
自宅カフェ 今日のランチ
グリーンキーマ (ほうれん草と鶏肉、ジャガイモ・ひよこ豆・筍入り)
キーマカレーっていうのは最近ポピュラーになったのかな・・・トップバリューにキーマカレーのレトルトパックが販売されているから非常にポピュラーなんでしょう。馴染みがないのは私だけか・・・
インド料理には頻繁にほうれん草が使われるのだが、味はほうれん草の味はあんまり出てこない。私の味覚が音痴なだけかもしれないが。筍の食感がいい。ジャガイモもソースに合うが、ひよこ豆というのが分からない。煮込んでも煮崩れしないのかな。私の好みは、金時豆。自分で作るときは、キドニービーンズを入れよう。
スパイシーと謳われているが、ほとんどソフトな辛味であった。インドカリーシリーズと銘打たれているものの味付けは日本式なっているので 普通のバリエーションで安心して食べることができる。このパッケージも、素材はエスニックそのものであろうが 味は日本のカレーであった。ちょっぴり変わったカレーが食べたい時にどうぞ召し上がれ。
サイドサラダは、ざく切りのキャベツとトマト。ドレッシングは、バージンオリーブオイルと同量の酢、レモン汁・塩・こしょう少々。(手短に混ぜるだけ)
インドカレーシリーズは、イオン系で 店頭価格250円前後。
このスパイシーグリーンキーマは、商品入替のため ダイエー藤沢店にて198円であった。
外食だけが、生活を潤すものではありません。レトルト商品ながら、自宅にてカフェスタイルで食べるのも乙なものです。
新宿中村屋 インドカリースパイシーグリーンキーマ 200g×5個
たまに無性に食べたくなるもの。カレーのレトルトパックは常備しておきたいね。
中華料理というのは、日本食であるけれども 和食とは言わない。なんというか分類というのは難しいな。
拉麺ですら、和食とは言わないから いいんだけど 拉麺は日本食であると言うことはもっと世界にアピールしても良いと思う。これに対して、中国料理は完全な外国発祥の食べ物で この分類は非常にわかりやすい。
中華街の料理って、全く口に合わないよね。幼少の頃から、身近に無かったから食べ慣れていないこともあったしそもそも価格帯が違う。
食べたいものは、焼き餃子であったり回鍋肉や海老チリであり、フカヒレ、燕の巣や北京ダックでないんだから仕方がないよな。要するに、お金が無いということ・・・
最近、食費を軽くするため飲食チェーン系の食べ物ばかりを食べていたせいか 中華飯店の食べ物が恋しくなってきた。京浜東北線を利用していた頃は、『中華料理一番 本店』があり 月に一度は通っていたのだが職場が変わってからは 利用頻度が激減していた。時折出かけるバーミヤンではインパクトが無く、王将はいつも込んでいて落ち着けない。どこか良いところはないものかと探してました。
ありました、ありました!
味よし、ボリュームよし、そして街の中華飯店という店舗が。
そして、通ってます。
とても小さな飯店です。テーブル4名席×4台 と カウンターという構成でピーク時は直ぐに満席になるようです。
ラーメン@450円
スープ:鶏ガラスープに強めの返し(私的には辛い 顔を覚えたもらったら薄味にしてもらおうっと)
麺:凡庸な中細ちょい縮れ麺(やや柔らかめの茹で加減 堅めにしてもらおうっと) 当然生麺
具材:煮豚、メンマ、ナルト、ほうれん草、ネギ という素朴な素材 見栄えは綺麗ではない
もう少し並びを工夫するといいのにね。
近郊で手に入る普通の素材を使って、中華飯店ならではの中華そばと思う。とても古くさく 頑固で それでいて素朴な味わい。財布に優しく、ボリュームもある。
幸せの一杯である。
鶴廣 (中華料理 / 横浜駅、三ツ沢下町駅、反町駅)
昼夜総合点★★★★☆ 4.1
醤油(豚骨)ラーメン
地元では、根強いファンが多いものの 実は藤沢本町駅から遠いところにあります。
私も住民票を移して30年になりますが、初回の訪店。
感想:
1.麺は、冷凍麺のような食感です。スープを吸わないタイプかな。
2.スープは、脂、にんにくが控えで飲みやすく 悪くない。
3.具材は、ちと貧弱。自家製焼豚は強めの味付け、やや硬さあり。
4.サービスマインドは感じられないが・・・
何時行っても安定して、待つことなしにラーメンが食べられるけれど定番のラーメンは凡庸そのもの。味が控えめなのは分かるが、具材といいインパクトに欠ける。
行きたくないとは思わないものの、立地、麺の食感 サービスとも次回訪店を想定するほどの余韻は感じられなかった。
藤沢宿の暖簾メンバー。店主は、頑固タイプかな。ビール飲んで寛げるかな。
味噌ラーメンを食べてみたい気もするが何時になることやら。
小松屋 (ラーメン / 藤沢本町駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.6
麺の食感とボリューム感に乏しいと思うのは私だけかもしれない。藤沢宿の暖簾が掛かっているので再訪を検討するが、この値段でボリュームがある店舗もあるわけだから 選択肢として候補に入りにくいのは否めないと考えます。
ソフト志向の家系もどき麺と受け取られると、インパクトが弱くなります。