2010年2月24日

ファンレス Athlon ⅡX2 235e

劣勢のAMDだから市場が狭いからか 極力在庫を持たないようにしているのか 店頭よりAthlon ⅡX2 235eが消えている。よりクロックアップしたのを市場に出すのだから、旧製品に生産ラインを塞がれるのは効率が悪く小ロットしか生産しないというのは理解できる。

 

先月の末だったか ソフマップの店頭でX2 235e が¥3,980だったから 思わず購入してしまった。新CPUを発売するために、在庫一掃したという感じである。ユーザーにとっては、新品でありながら中古品の価格で しかも省電力タイプであるから嬉しい限りだ。デュアルCPUが、こんな価格で購入できるのなら ショップの価格チェックは欠かせないなと改めて思う。だから、発売直後の新CPUは私には買う理由が見つからない。

 

240e も減り始め、いずれ間もなく605e も市場から消えていく。以前から、605eはチェックしていたが、クアッドを使う理由が見つからないため、在庫一掃価格を目にしてもポチしないかもしれない。まあ、価格チェック次第ということかな。

AM3へは、メモリーの規格が違うため当分移行しないはずであったものの、PC Depot で値頃のDDR3-1333を見たらレジに持ち込んでしまい、既に所有済みである。

 

そして、これまたソフマップで在庫一掃マザー 

 
【限定特価】 MA3785GP-LF 特価¥5,470(税込)
(既に在庫なし) が出ていたので 即決でポチ購入する。

 

ただ、このマザー 785Gで統合型最新チップであるが、BIOS設定のうちCPUクーラーのPWMについて設定項目はあるものの 実コントロールが出来ない。低負荷であるにも関わらずクーラーは常に全開で回転したままである。新BIOSは出ているのだが、コントロールできるようになったとの記載はない。その辺の事情があるため、在庫処分となった可能性は高い。最低でも、クーラーファンの交換をして静音化する必要があった。

 

結局、安いマザーであったものの CPUクーラー交換するとなると 価格的には普通の値段と違いはなくなった。マザーは、安さの裏に不具合が潜んでいるということを肝に銘じよう。

 

さて、交換用のクーラー・ファンであるが、どのみちコントロール(BIOS改変は何時になるのか分からない)不能であるのなら、ファンレスも良いなと思い始めた。ケースには空間がある。むしろ、穴だらけであるため風通しと音通しもいいから、CPUファンの音が無くなるのが望ましい。

ケース:

 


Scythe 刀3クーラー (SCKTN-3000) 販売価格:¥2,880 (税込)

選定してみると、大型のクーラーってたくさん出ているのだな・・・さすがに12インチファンタイプはケースに入らないので9インチで決定した。

 

AMD235e-cpuz.jpg

負荷用のベンチマークソフトを持っていないので、高負荷時にどれくらいの温度になるかは先になるのだが、室温10度に対して ネットサーフィン時は21-27度で推移する。

夏場は室温 30度として 50度以下になるのかな。まずまずではないかな。

 

PWMコントロール不能で、余分な作業が増えたが おかげで静かなPCが組み上がった。学術計算が必要なら、クーラー規定のファンか、より低速なファンを準備すれば問題はないだろう。

 

もちろん、GV-MVP/VZ を刺せば 不都合無くTVの視聴は出来ている。

 

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at 18:29 | 分類 : Hard | Tag :AMD ,PC ,自作 | 意見 [0] | TB [0]
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