眠りにつきにくい状況でさしたる運動もしないものだから、つい夜更かしが過ぎる。当然、未明には起床できない。
未明には撮影地で待機したいものだ。日が出てしまうだけで、出遅れ感が募る。まあ、今日の予報は雲が多いので近場で過ごすしかないだろう。
時間つぶしの行動パターンではあるが、公園→川→池→ミニ公園と自転車でぶらぶらする。日が高くなると、カワセミの出が悪くなるのか超望遠超高級レンズの御仁達もカメラを離れてぶらぶらしている。カメラマンの現れないミニ公園に期待しているのだが、小一時間ぐらいじゃ来る気配はなかった。
「ギャー ギィー」と派手に騒ぐ鳴き声が聞こえてきた。振り向くと、木の梢にカップルらしきリスがいた。
「ギャー ギィー」とリスが鳴くのかは知らないが、リスごときに烏が怖がることもないだろうし・・・縞がないからタイワンリスだと思う。
2009:08:15 07:40:52 OLYMPUS E-520 超望遠600mmキット
800x600(4:3) 1/30秒 F5.6 ISO400 ±0EV WBオート 300mm 露出 シャッター優先
撮影地:藤沢市 倒木防止のロープを伝って木々を移動するタイワンリス
住宅地にあるミニ公園でどうして リスが生息しているのかと ネット検索してみると 鎌倉で繁殖した子孫のようだ。
タイワンリスによる被害について (市役所広報 2008年4月1日)
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/khozen/page100018.shtml
上記記事によると 被害というほどではないにしても 個体数が多いのがわかる。
獰猛なアライグマや危険な爬虫類ではないリスも 個体数が多いということで食害にあい 害獣や害鳥に指定されてしまう。反面、野生動物は減少の一途をたどり ケニア周辺では野生のライオンも20年で消滅するという意見も出ている。樹木を無差別に伐採するのは国や地方公共団体であって 野生動物の被害なんて案外少ないじゃないのかな。この私が生きることで環境が悪化し、結果としては野生動物の生息圏が減少する。30年後には私もお迎えを受ける年齢となる。その時、リスやカワセミは生き残っているのかな。
当面、カワセミが害鳥として指定されることは都市部ではないだろうが、郊外の養殖地や湖沼では害鳥扱いとなる可能性はある。都市部では漁も消費もされない 鯉、鰡 油鮠の魚類が豊富なので 年々増加傾向になると推定している。いい待ち伏せ場所を確保したいな。
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