今まで全く気にも留めなかった通勤時の街路樹。見上げることもなかったが、鳴き声を頼りに見上げると四十雀や目白等も街路樹を生活の一部としているみたいだ。何だろう、街路樹の葉につく青虫を採取しているのかもしれない。
暗いので通勤時にカメラを取り出すことは毎回ないが、カメラ無しで街路樹を見上げていると 足早に行き来する人からは 不審者に見受けられているに違いない。そういう意味では、超望遠のレンズが付いたカメラを手に持つということは 不審者でない証でもあるのだ。
横浜地下鉄沿線の駅前で、カメラを持ってうろうろしていていると 「しらさぎがあっちにいるよ」と声を掛けて下さる人がいて 頭が下がる時がある。「カワ セミを待っているんです」と正直に返答することもあるし、「鷺 撮ってきますよ」と相手に合わす事もある。
そういえば、大桟橋から夜景を取っている時(宵の口)も
女性「あの すいません。山が見えているんですが・・・」
私 「山? えー 富士山ですか?」
女性「やっぱり富士山ですよね。」と言ったきり 記念撮影に余念がなくなる人もいる。カメラをぶら下げているということは、ある種の安心感を醸し出すことでもある。目的がはっきりしているということなのだろうが、それなりの身だしなみはカミサンに言われるまでもなく身奇麗にしておこう。一眼レフを持っていると 何となく人に尋ねられることが多くなった気がしているからだ。
まあ、カメラを持つだけでなく、きちんとした画像を残して置きたいものだと改めて思う。
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