2007年6月23日

多目的に横岳へ

梅雨の合間 貴重な晴天を逃さずに横岳に向かった。
去年の登り残し・小歩荷・次女 羅のロングトレイルトレ・ツクモグサとの目的を考えて・・・候補地を選んだ。

タイム
コース
トータル

06:25  海の口別荘登山P

11:31

休憩含む

ザック重量20Kg

09:37  三又峰 
10:36  展望荘 
11:23  赤岳
11:55  赤岳
13:21  三又峰 
13:45  横岳 
14:05  三又峰 
14:25  三又峰 
17:56  海の口別荘登山P
 三又峰分岐にて

 

 

 

追記2007.07.01

雨天の後の晴天時は、夏場であっても空が澄む。それが分かっていながら、痛恨の寝坊。双葉インターを3時に出発するはずが 起きたのが4時過ぎ。先週に続いて仮眠後の動き出しが遅い。

赤岳山頂からの展望は、9時以降はガスで遮られる。気持ちが幾分落ち込み加減だが、既に明るくなり始めた八ヶ岳の雄姿を見て 気持ちを切り替え登山口へと向かう。次回からは車中泊用に目覚まし時計を購入し 夜明け前にきちっと起きれるようにしよう。

杣添尾根登山口駐車場は、ネットで調べても分かりにくいという記述が多い。入念に覚えたつもりが、やはり道を間違えた。寝坊した段階で、8台分の駐車スペースはもうないだろうと思っていたが、思ったとおり路上駐車組みとなった。地域の方にも申し訳ないので、次回利用時はもう少し登山道をあがった東屋がある広場を利用したほうがいいのかもしれない。
somazoi01.jpg
少しひんやりとした空気の中で出発した。広大の別荘地のはずれにある駐車場。すぐ後にもハイキングクラブ風の団体が出発準備をしている。お目当てはツクモグサと展望なのかなと勝手に想像しながら、先を急ぐ。

東屋を抜けると、樹海の中のごつごつとした岩のある登山道をひたすら登る。昨日の雨で沢となって水が流れ 歩きにくいし足回りが汚れる。直射日光が届かない分涼しいが、展望はないし花もないのでペースを掴んで軽快に歩くだけだ。途中で赤岳、富士山が木々の間から見えると 元気が出るね。

30Kgのザック重量というのは、4泊以上の山行を許可されていない私には必要のない重さなんだけど 歩荷トレとしてはひとつの目標であることに違いはないだろう。コンスタントに25Kg担いでそこそこ歩けるなら十分じゃないか。とすればあと6−7Kgかぁ もうひと頑張りだな。

杣添尾根は、雪が凍っていたら難易度が上がるんだろうが、この日の天候であれば危険箇所もなく迷うこともなく静かな歩きが楽しめる。展望と花は、稜線までお預けであるけれども。

稜線では流石に太陽が眩しい。岩陰に入ると空気も淀むが それ以外はさわやかな涼風が吹いて清清しい。展望はいいものの 順光であればあるほど夜明け前の彩りも見てみたいと欲張りな一面を払いのけられないんだな・・・

somazoi08.jpg

展望荘を過ぎる頃から、ガスが上がってくる。ガスと競争できるほど体力が余ってるわけでない。最後の登りを終えて頂上に立つ。前回は、小学生だった娘が今や高校生。富士山は隠れてしまったけど 前回より展望は良い。頂上に登った達成感が娘の自信や今後の山行にプラスに働けばいいのにと思いつつ 記念写真を撮りっこする。

somazoi13.jpg

5月の連休以来 歩いていない次女 羅。運動クラブにも入部しなかったから、運動する目的で今回は連れてきた。ザック重量9Kgというのは訓練には程遠いとは思うが、重点は8時間以上の歩行という設定だから重さは二の次とした。

八ヶ岳独特のザレた登山道は、丹沢などと比べて足全体を上げ下ろすことが多いため 体力を消耗する。昨日降った雨が登山道を沢のように流れるから余計歩きにくい。三叉峰直前では雪も残っていて 腐っているからなかなかベースが上がらなかった。

somazoi19.jpg

 

赤岳を日帰りで登ってきたことが 登ったぞと肯定してくれたら嬉しいのだが、親父に登らされたという側面が強いのなら 致命的な山域設定ミスになる。この夏以降は、単独に逆戻りだろうな。確かに、小学校の間は長期休みの冬と夏はオートキャンプで過ごしているものの 思春期の真っ只中にいる娘が、親父にくっ付いて汗を掻き掻き 時にはトイレにも行けず 風呂にも入れず(テント泊の場合)嫌いな虫までいるのに どうして山行に同行するのか 分からずにいる。だけど、口に出して話題にすることは憚られる。素直に山登りというスポーツをするため 運動不足を補うために 一緒に来る時があるのだと自分に言い聞かせている。


下山時の杣添尾根を見下ろす羅の表情にいつもの余裕はなかった。横岳奥ノ院もパスして休憩に当てていたから 既に足に疲労がたまっていたんだろう。体調は万全だった私も実は予備の水4ℓを捨ててしまいたかったが 羅の余裕が取れた表情を見てると こちらも真剣になろうじゃないかということでそのまま担いだままにした。

まじめな羅を見てると、きちっと予算を使って 夏場の3年間は 赤石岳 穂高岳 水晶岳 を考えているんだけど はてさて 娘はどう考えるのか。理想は、「○○岳へ 単独で行きたいので 予算と宿泊許可とテント貸してください」かな・・・

次回 羅との山行は7月21日。テント泊を想定して 羅 15kg りゅう27kgのザック重量予定。

Related Entries:

at 23:40 | 分類 : 2007 , 山歩 | Tag :Photo ,八ヶ岳 | 意見 [0] | TB [0]
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)