出張の帰りに、伊タリアン ピッツァとワインを楽しもうと、『オステリア チェンティーノ』をピックアップしていた。土地勘が無いために意外と到着に時間が掛かって、店は【Close】 (ランチオーダーストップ)となっていた。
結構オサレな伊タリアンだなと感じながらも、外観写真を撮る気も起こらず 意気消沈気味で駅に戻るしかなかった。ディナー時間帯18時まで待つほどのことも無かろうと、駅ビル入口でレストラン街(モントレー)案内をしばらく凝視する。14時過ぎに、中年のおっさんが熱心にレストラン街案内を見る姿は異様に見えたことだろう。実は、昼食は済んでいた。【水澤うどん】を1食分平らげているため、緊急性はないので 目移ろいしていたのだ。
スパゲティ専科? 駅ビルだと期待できないか・・・さりとて今からネット検索する時間もない。まあ、5階へ出向いて雰囲気で選ぶかとエレベーターへ乗り込む。14:35分、ランチタイムがそろそろ終わる頃かなと思っていたら、何やら行列というかウェイティングの店がある。なぜか女性。
若い女性の後に並ぶと面倒なので、フロアーをブラブラする。ランチタイムがそろそろ終わる段取りなので、どこも入ってもゆっくり出来ないなと思って戻ってみたら、2組増えていた。この時間になっても、減るどころか増えてしまった。ウェイティング用の椅子に腰掛けて、渡されたメニューを見てみると、
なるほど、スパ専門。メニュー結構な品数。加えて、乾麺、生麺のチョイスと麺量のチョイス。意外と目移りする。値段は、だいたい1品1,000円前後。店舗は、ラーメン店並で狭い。なぜか、喫煙席のカウンターが空いている。神奈川県なら、全室、全時間 禁煙なんだよなと 自治体、飲食店の方針を考えながら、この行列の意味を考えた。
パスタは、国民食の意味合いを持っている。「アルデンテ」は、家庭でも当たり前。パスタソースに合わせて、麺の太さやパスタのバリエーションすら自宅で扱える。ソースは、自分でも作れるし レトルトも利用できる。しかし、ラーメンでもあるように やはりプロの味が恋しい時もある。
ゆっくりも出来ない小店舗で、値段もやや高め、まして 並ばないと入れないのに どうして人が集まるのか。
今日のオーダーは、ベッロヴィスタ、バケット、グラスワイン2杯。
彩りとソースの香りが食欲をかき立てます。
1.6mmほどの麺ですが、食感、茹で加減とも良好で、ソースは熱々且つタップリ。
具材も見劣りしてません。
トマトソースの周りにバジルソースを掛けているのは斬新でした。
評価の分かれる点:
具材の魚介ソースがトマトソースに溶けていないこと。 具材は、いわばトッピングされ合わされただけではないでしょうか。食材の保管と料理方法が複雑化し結果として+200円となってしまうと つらい価格となってしまいますからね。
あと、トマトソースの甘みが気になりました。出汁なのか、調味料なのか 玉葱の甘みとは思えなかったので。
セットのドリンクが、アルコール(+追加価格)をチョイスできないのは不親切だ。
パスタをジュース類で頂くのは如何なものか。現状のハウスワインでいいので、大人(飲んべえではなく)のメニュー構成にと願うものだ。
気軽なパスタ食堂というコンセプトは、消費者に指示を受けています。 多店化は、十分可能です。
ぜひ、湘南若しくは横浜に出店して欲しいものです。
しばらく温泉に出向く予定が無いため、次のメニューが食べられないことが残念です。
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