先行ロードショーで鑑賞した。(観たい映画の日時・座席を予約する e席リザーブ)
時空の異なった映画である。T2&T3で見られたロボットがジョークを言ったりサングラスを敢えて掛けたりすることもなく、シリアスに綴った秀作であると思う。メカニカルなシーンもそれは予算がかかった豪勢な作りである。この作品は、T2を超え よく練られた力作。もう1度劇場で鑑賞予定となるだろう。
ゲストでシュワルツェネッガーも出演していたが、もう不要。シリアスな描写は、戦争状態下での連帯と愛を表現しさえしている。アクションしないスパイ映画が凋落したように、ロボットにジョークを言わせる手法は作品を汚す。シリアスな進展が前3部作を駆逐するだろう。
個人的には、ジョン・コナーは全くロボットのように不死身であると思っていた。それは、前作からのしきたりでジョンの代わりにロボットや部下が身を挺してかばうものだと思っていたものだから、最前線で戦闘を繰り広げるとは思わなかった。
サラの遺したテープを塾聴するシーンとラジオ放送で同士に語りかけるシーンがとっても印象的だ。それは、とてもアナログチックで デジタルの世界制覇(スカイネット)とも相反する要素となっている。
ともかく、映像が素晴らしい。メカシーンは多分にCGなんだろうが、アクション演技できる配役陣が作品の質を上げているのだろう。2Hの上映時間が瞬く間にエンディングになるほど気持ちが入った。
あなたは、どう感じましたか?
HDタイプの予告はこちら。http://www.apple.com/trailers/wb/terminatorsalvation/hd/ 見るべし!
マックG監督は「次回作で(50歳の)現在のロバートをそのままの姿で出演させるというアイデアが気に入っているんだ」と話し、ロバートを細胞複製を研究している科学者役で出演させようと考えていることを明かした。 http://cinematoday.jp/page/N0017163 『ターミネーター4』メカニカル・デザイナー メカに命を持たせるリチャード・J・ラングドン T-600は、T-800以前の古いタイプのロボット。現実の技術は進歩しているのに、その逆方向のものを作らなければならない。そういうところがチャレンジでした。 http://variety.nikkei.co.jp/interview/2009/06/interview03-1.html 『ターミネーター5』に液体金属T-1000のロバート・パトリックが登場?
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