梅雨の合間 貴重な晴天を逃さずに横岳に向かった。
去年の登り残し・小歩荷・次女 羅のロングトレイルトレ・ツクモグサとの目的を考えて・・・候補地を選んだ。
タイム | コース | トータル | |
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06:25 | 海の口別荘登山P | 11:31 休憩含む ザック重量20Kg | |
09:37 | 三又峰 | ||
10:36 | 展望荘 | ||
11:23 | 赤岳 | ||
11:55 | 赤岳 | ||
13:21 | 三又峰 | ||
13:45 | 横岳 | ||
14:05 | 三又峰 | ||
14:25 | 三又峰 | ||
17:56 | 海の口別荘登山P | ||
三又峰分岐にて |
追記2007.07.01
雨天の後の晴天時は、夏場であっても空が澄む。それが分かっていながら、痛恨の寝坊。双葉インターを3時に出発するはずが 起きたのが4時過ぎ。先週に続いて仮眠後の動き出しが遅い。
赤岳山頂からの展望は、9時以降はガスで遮られる。気持ちが幾分落ち込み加減だが、既に明るくなり始めた八ヶ岳の雄姿を見て 気持ちを切り替え登山口へと向かう。次回からは車中泊用に目覚まし時計を購入し 夜明け前にきちっと起きれるようにしよう。
杣添尾根登山口駐車場は、ネットで調べても分かりにくいという記述が多い。入念に覚えたつもりが、やはり道を間違えた。寝坊した段階で、8台分の駐車スペースはもうないだろうと思っていたが、思ったとおり路上駐車組みとなった。地域の方にも申し訳ないので、次回利用時はもう少し登山道をあがった東屋がある広場を利用したほうがいいのかもしれない。
少しひんやりとした空気の中で出発した。広大の別荘地のはずれにある駐車場。すぐ後にもハイキングクラブ風の団体が出発準備をしている。お目当てはツクモグサと展望なのかなと勝手に想像しながら、先を急ぐ。
東屋を抜けると、樹海の中のごつごつとした岩のある登山道をひたすら登る。昨日の雨で沢となって水が流れ 歩きにくいし足回りが汚れる。直射日光が届かない分涼しいが、展望はないし花もないのでペースを掴んで軽快に歩くだけだ。途中で赤岳、富士山が木々の間から見えると 元気が出るね。
30Kgのザック重量というのは、4泊以上の山行を許可されていない私には必要のない重さなんだけど 歩荷トレとしてはひとつの目標であることに違いはないだろう。コンスタントに25Kg担いでそこそこ歩けるなら十分じゃないか。とすればあと6−7Kgかぁ もうひと頑張りだな。
杣添尾根は、雪が凍っていたら難易度が上がるんだろうが、この日の天候であれば危険箇所もなく迷うこともなく静かな歩きが楽しめる。展望と花は、稜線までお預けであるけれども。
稜線では流石に太陽が眩しい。岩陰に入ると空気も淀むが それ以外はさわやかな涼風が吹いて清清しい。展望はいいものの 順光であればあるほど夜明け前の彩りも見てみたいと欲張りな一面を払いのけられないんだな・・・
展望荘を過ぎる頃から、ガスが上がってくる。ガスと競争できるほど体力が余ってるわけでない。最後の登りを終えて頂上に立つ。前回は、小学生だった娘が今や高校生。富士山は隠れてしまったけど 前回より展望は良い。頂上に登った達成感が娘の自信や今後の山行にプラスに働けばいいのにと思いつつ 記念写真を撮りっこする。
5月の連休以来 歩いていない次女 羅。運動クラブにも入部しなかったから、運動する目的で今回は連れてきた。ザック重量9Kgというのは訓練には程遠いとは思うが、重点は8時間以上の歩行という設定だから重さは二の次とした。
八ヶ岳独特のザレた登山道は、丹沢などと比べて足全体を上げ下ろすことが多いため 体力を消耗する。昨日降った雨が登山道を沢のように流れるから余計歩きにくい。三叉峰直前では雪も残っていて 腐っているからなかなかベースが上がらなかった。
赤岳を日帰りで登ってきたことが 登ったぞと肯定してくれたら嬉しいのだが、親父に登らされたという側面が強いのなら 致命的な山域設定ミスになる。この夏以降は、単独に逆戻りだろうな。確かに、小学校の間は長期休みの冬と夏はオートキャンプで過ごしているものの 思春期の真っ只中にいる娘が、親父にくっ付いて汗を掻き掻き 時にはトイレにも行けず 風呂にも入れず(テント泊の場合)嫌いな虫までいるのに どうして山行に同行するのか 分からずにいる。だけど、口に出して話題にすることは憚られる。素直に山登りというスポーツをするため 運動不足を補うために 一緒に来る時があるのだと自分に言い聞かせている。
下山時の杣添尾根を見下ろす羅の表情にいつもの余裕はなかった。横岳奥ノ院もパスして休憩に当てていたから 既に足に疲労がたまっていたんだろう。体調は万全だった私も実は予備の水4ℓを捨ててしまいたかったが 羅の余裕が取れた表情を見てると こちらも真剣になろうじゃないかということでそのまま担いだままにした。
まじめな羅を見てると、きちっと予算を使って 夏場の3年間は 赤石岳 穂高岳 水晶岳 を考えているんだけど はてさて 娘はどう考えるのか。理想は、「○○岳へ 単独で行きたいので 予算と宿泊許可とテント貸してください」かな・・・
次回 羅との山行は7月21日。テント泊を想定して 羅 15kg りゅう27kgのザック重量予定。
2007今日は車を相方が使うということで、遠出を諦める。車が使えたら檜洞丸かなと思っていたんだけど。家でごろごろするのも嫌だし、天気は午後から曇ってくるとの予想で先日行きそびれた鎌倉アルプスに行ってきた。
タイム |
コース |
トータル |
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07:55 | 北鎌倉駅 | 03:09 休憩含む |
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08:05 | 建長寺-明月院 | ||
08:24 | 天園ハイク入口 | ||
09:05 | 大平山 | ||
09:17 | 天園 | ||
09:58 | 明王院-瑞泉寺 | ||
11:04 | 鎌倉駅 | ||
大平山山頂にて |
ネーミングはともかく、観光地は外れてはいるが 結構ハイカーやランナーは多い。道は、堅牢で風格は感じるのだが、蜂と蚊が多く 蛇も目の前を横切っていたのは頂けない。私的には、「冬の散歩道が良い」というイメージだ。
珍しく軽装なザックのため、普段のゆっくりした足取りではなく 街歩きの歩行となって普段使っていない筋肉が多少炎症気味なのか 単に風邪気味なのか 分からないうちに瑞泉寺を抜ける。抜けた後は、観光地の喧騒が一挙に押し寄せる。焼けたアスファルト、爆音を鳴らすバイク暴走族 渋滞する車両にウンザリしつつ 木陰のベンチでビールで癒す。
雨の鎌倉もいいのかもしれないが、蚊が厄介だな。
2007晴れ間があるが、雲とガスで展望には恵まれず。稜線からは少し風があり肌寒かった。次回は紅葉の頃に散策したいね。
タイム |
コース |
トータル |
|
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04:50 | 上日川峠 | 04:49 休憩含む |
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唐松尾根 | |||
06:02 | 雷岩 | ||
06:13 | 大菩薩嶺 | ||
07:13 | 大菩薩峠 | ||
07:34 | 大菩薩峠 | ||
07:49 | 石丸峠 | ||
08:14 | 石丸峠 | ||
09:39 | 上日川峠 | ||
石丸峠にて |
通過点としての山頂 石丸峠で休憩
大菩薩峠へ向けて 介山荘へ
大菩薩岳の山頂は、単なる通過点となっていて何の風情もない。むしろ各峠の開放的な空間が面白かった。雷岩と大菩薩岳山頂を除いて周遊や縦走としてのトレイルが面白そうだ。この日は富士山ですら全く見えなかったので 秋冬にまた来ようと思う。登山口まで一般道が入っているから便利なんだけど、その分混雑とアプローチの短さが山歩の醍醐味を減じているかな。
晩秋から冬にかけての予定を組もうかな。
2007都心に向けて車を走らせるのが億劫なので(渋滞嫌い)、奥多摩は敬遠していたのだが、地図も昨年購入したばかりだし奥多摩見学がてら 雲取山へ行った。
小袖界隈
今回の訪問で、山深くそれでいて登山道は荒れてなく 木々の立ち枯れなども見ることもなく しかもそれほど混まない(丹沢主脈ほどには)という印象を受けた。何より、新緑の彩が映えてた。
タイム | コース | トータル | |
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05:35 | 小袖乗越口 | 07:19 休憩含む |
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08:12 | 七ッ石山 | ||
09:35 | 雲取山 | ||
10:22 | 雲取山 | ||
10:55 | ブナ坂 | ||
12:54 | 小袖乗越口 | ||
奥多摩小屋前にて |
晴天。結果として神奈川県下でも夏日となったようだが、乾燥した風が稜線ではそよぎ 心地よかった。むしろ暑さを感じず爽快そのものであった。
魚止橋(05:54)〜伝道〜雷平〜雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳〜鬼ヶ岩〜白馬尾根〜雷平〜魚止橋
行動時間 8H42M(休憩含む) 二名(りゅう+羅)
GW後半は、流石に家族の手前もあってテン泊とはいかずに 日帰りの山歩とした。前夜泊を入れて北の前衛にしようかと思っていたところ、次女が同行してもよいという事になり それならばと 行き先を蛭ヶ岳に変更した。ほぼ1年ぶりの山歩ならば、近場でかつ高度感があるとなると 丹沢でしょうということに。
GWに入ってから、各地は夏日。丹沢ならば雪も消え ブナの幹の色が映えるのを楽しみに散策した。
キクザキイチゲが、山荘付近で新緑の到来前に咲き誇っているのが印象的だった。
ブナの森は、新緑には早いものの 休憩や瞑想にはもってこいの場所。
バイケイソウが群生してくると頂上に近い!陽だまりのせいなのか芝?か
笹の茎が地面を覆っていて踏み後見えない。当然鹿の糞が沢山あって
寝転べませんが 座ってお茶を飲みたくなります。
鹿も食べないアセビが残った感じの広場。丸く生い茂った樹と白い花が印象的だ。
雷平付近の尾根の終着地。柵は、針金で留めてあります。
GWということもあって、一般道は混雑気味。山荘では昨日(3日)の宿泊が、120人。
そんな丹沢にあって、市原新道・白馬尾根では誰ともすれ違わない静寂と贅沢を味わえた。
Memo:
白馬尾根を下ったわけだが、踏み後、目印ともに非常に鮮明であった。四季を通じて歩きたい。
歩きやすいが、熊笹の原を下ると植林地道となり 人工林の味気なさを感じ 少し残念。
植林地の鹿柵をうまく超えられるかと不安だったが、施錠はなく 針金で縛ってあるだけだった。
「父さん、私ねえ、一年分の汗かいたよ 今日は」という言葉を残した次女が楽しめたのかどうかは正確には分からない。
徒渉、岩場の通過、目印を探す、踏み跡がない、鹿の死骸2頭、人と会わない 蛭もいる という盛り沢山のコースは、兎に角 運動にはなったようだ。
「来月は編笠山〜権現岳かな」との問いに「うん、いいよ」との返事を素直に取ることにしよう。
今年初めてのテント泊。
天気が良いとやはり結果が違うなと感慨深い二泊三日であった。
28日 夜叉神峠登山口(雷雨 車中停滞)
29日 夜叉神峠登山口−南御室(テント設営)−薬師岳−観音岳−南御室
30日 南御室−薬師岳−観音岳−地蔵岳−南御室−夜叉神峠
03:00雨音で目が覚める。Yahooの天気予報では晴れ間があるとのことだったが、あいにく強めの雨が降る。朝食と着替えを済ませて、出発の頃合を計るが、05:00になっても止む気配はない。つわものは出発していたが、雪ならともかく 山中での霙交じりの雨が嫌だ。真夏なら何でもないが、完全な冬装備にしていない私は濡れて冷えるのは御免蒙りたい。
07:00になっても雨脚は弱くならないので、一旦登山口から市街へ降りることにした。コーヒーを飲み、時間つぶしの文庫本を購入し、または温泉でも入ろうと考えていた。温泉地に着く前に、眠気を催したためコンビニ駐車場であえなく仮眠する。と、暑さを覚えて起き上がると10:30。移動する雲の合間に太陽が顔を出す。よおしっ!
その日の2食分の行動食と文庫本を購入し、急いで登山口に戻る。
1食分を食べ、パックを詰め靴を履きなおそうとしたら、空は濃い雲に覆われまた雨が降り出す。
「おーい 温泉をキャンセルしてきたのに 出発もできんのか」とぼやいていると雷鳴が轟く。
気温も下がってきたため、シュラフの中にもぐりこんで ウィスキーと恩田陸「光の帝国」を読み出した。
NHKラジオは、なぜか関東の気象情報しかやらなくて、甲信越の正確な気象はわからなかった。もちろん、雨自体も止む気配はまったくない。明日の天気を信じて、日暮れまで恩田陸の「常野」ワールドを堪能する。19:00には、歯磨きをして寝る体制にしたが、本の選択はどうやら間違ったようだ。
「常野」一族・末裔の存在不存在などを考えてしまうと、車中とはいえ心細さが助長してきて しばらく窓から外を見ることができなくなった。「遠耳」「遠目」じゃないが、車外の物音が変に耳に入ってきて落ち着けなかったのだ。
停滞用の文庫本は、恋愛小説にしよう。
ウトウトしていて24:00。月が出て、空は満天の星になった。
2007晴れのち曇り。
市街地から見る大山は、頂上付近の斜面に雪を散らばしている。
先週は、風邪気味で取り止めたが、今日は蛭ヶ岳へと出かけた。
魚止橋(06:25)〜伝道〜雷平〜雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳 往復 8H44M(休憩含む)
このコースは、3度目でやっとゴールできた。
1度目は、榛ノ木丸へ向かってしまい、2度目は徒渉しようにも徒渉する岩が悉く薄氷が張っているため敗退となっていた。地図を正確に読めないこともあるが、早戸川沿いに各コースの目印が沢山あり 分岐時のどちらかの目印を見落とすと違ったコースを辿ることになる。今回は、下山コースを他のコースにしなかったのは目印の確認でもあった。各分岐で改めて確認してみると、前2回の見落としは明らかだった。ゴール後に読図の学習は、この北丹沢でいろんなコースを歩いて深めようと思う。
ネットでも登山書でもこのコースは、バリエーションルートとなっている。土曜日だから、誰にも会わないかと思っていた。ところが、往路では3人、復路では2人 どの方も単独行の御仁だった。自己責任のなかで、一般道並みに多くのハイカーが通っているという印象を受けた。交通の便が悪いものの、標識等の整備がなされると もっと身近にコース取りが出来そうだがシロヤシオの花以降はヤマビル天国みたいということなので ヒルのいない晩秋から春までの季節がベストシーズンなんでしょう。夏なんて、蒸し暑い上に全身ヒルに集られ様ものならゾッとする。ヒルはともかく、一般道ではないですので歩く方は自らの責任で行動してください。
雪は、市原新道に入って鹿柵に囲まれた植林地を過ぎる頃から20cmを超えるようになる。4番手だったから、特に歩きにくいということもなく むしろ積雪を見てルンルン気分で爽快だった。(別の側面から見ると、まだ足の仕上がりが悪くなかなかピッチが上がらない。おまけに3人にも抜かれちょっと落胆気味)例によって、テント類の入ったザックであるから特別軽いわけではないが、のんびり(ゼイゼイ)とブナを見つつ(ガスで何も見えない)春と雪の風景を楽しめた。(大倉から往復するよりはそりゃ楽ですよ!)
ブナの森(蛭ヶ平)(1352m付近)は良かったすよ。
Memo:
○伝道〜雷平 2本の丸太橋と目印の確認
一本目の橋は正月から流されていて今日は丸太1本がかかっているが 濡れてるしたぶん渡れない。岩と岩の1メートルのジャンプも空身ならば可能でしょうけど、堅い靴とテントの入ったザックならば着地後の転等が確実。よって、往復とも着替え用の靴下で渡渉した。
○雷滝〜市原新道
雷滝に向かうために徒渉が必要。岩の間隔が狭いため、ジャンプする必要は無いが重めの荷物の人はダブルストックが安心。
雷滝上り口からしばらく行くとなぜか目印を見失う。ココは登り一辺倒なのでかなりのヤブをこいで登っていく。途中で主要目印に遭遇。黄赤のビニルテープを追うのが確実。白のビニル紐は曖昧だった。
標識は不鮮明になりつつもやはりシンボル。
○市原新道〜蛭ヶ岳 雪解けで軟質、下山時の 転等 転倒は覚悟。ストックの石突キャップを紛失するも別のを拾う。軟質土壌のときは、今後予めキャップを取ることにする。
今日の景色は丹沢三峰山だけ。花はひとりしずかとすみれ。トウゴクミツバツツジは、あえなくピンボケ。
静かな稜線歩きができること と 稜線伝いで眺める富士の雄姿が特徴のコース。
この日は、平野部では晴れのち曇りの予報。山間部は雲とガスで景色は優れず。
用木沢出合→コシツバ沢→犬越路→大室山→加入道山→白石峠→用木沢出合 (5H54M休憩含む)
今日からは足慣らしのための歩行であるが、定番の大倉経由の山歩は味気ないので 檜洞丸との選択をしつつ西丹沢教室を通過する。駐車スペースから出発するときは、雨を覚悟していた。
重く垂れ込むガスに塞がれて眺望は拝めず、いきおい体が動かないこともあって下ばかり見て歩く。
丹沢といえば落葉樹特にブナの雄姿なんかを見て歩くのだろうが、今日は可憐なスミレを探しながらの散策となった。エイザンスミレを多く撮ったつもりがピントが外れてしまっていてちょっとがっかりした。きちっとザックを下ろして息を整えてから 撮るべきであった。
先週であれば、花冷えの降雪もあったから もう少し幻想感はあったろうが 曇天も悪くないし泥濘気味とはいえ山歩道は歩き易くて清清しい。
犬越路を過ぎる頃から雨がぱらついてきて、本格的に降るならUターン 小ぶりなら傘をと思っていたところ にわかに天気は持ち直してきた。
犬越路からは雄姿の富士を見ながら歩けるのだが、ほとんど雲の中で顔を出したのは数分間だけ。すぐさま雲の中に沈んでいった。雪は、頂上付近の尾根筋だけに残ってた。
山頂で休止し、記念写真を撮って歩こうと思っていたのだが、あいにく三脚を忘れてきた。大室山の山頂には一昨年ごろまでにはベンチがあったのだが、朽ちていつの間にか無くなっている。で、標識の立ち杭などにカメラを置くと、当然の事ながら 標識を写せない。要はどこで撮った写真が分からないんだよね・・・
大室山を過ぎると、きつい登りもなく富士、ブナを眺めながらのゆったりとした行程になるが、天候は回復せずに視界はよくない。
加入道山で写真を撮り直下の下り坂で遠望を見終えるとお帰りモードとなり ゆっくりとした下りを楽しめる。この日は数株のスミレがで迎えてくれた。
道志ノ森キャンプ場→西沢林道→ブナ沢→菰釣山→ブナ沢の頭→中ノ丸→
城ヶ尾山→城ヶ尾峠→道志ノ森キャンプ場(行動時間4H42M休憩含む)
連休の最終日に山歩を入れる。この日に行かないと3月まで行けそうもないので、歩き慣らしとして菰釣山に行ってきた。ザックの中身は、テント泊一式と6刃アイゼン、ウレタンマット・ポール2本で12Kgほど。日帰りハイクで使わない備品を持つ必要は無いのだけれど、テント一式を常に背負うことをスタイルとしたいのでいつも多めになる。今日は体調がいいのかザックとの一体感がしっくりしている。
昨年の2月はキャンプ場から雪があったのだが、所々解けた雪が凍っていた程度で陽気も春そのものだった。ハイカーとは5人すれ違う。山頂ではゆっくりするはずが、先行者2名(写真屋)が三脚・荷物を散らかし雪も氷もないのに10本のアイゼンを履いたまま歩きまわるのを嫌って直ぐに降りてきた。団塊世代はマナーも悪い!
気分を害したが、取り直し快適な散策を楽しんだ。
秋に立て直された非難小屋は綺麗だし、何より扉が簡単に開閉できるのはありがたい。利用しないけどね。
稜線伝いは自然歩道ということもあり、ことのほか歩きこまれていて土の弾力が気持ちいい。少し汗ばむ陽気で爽快そのもの。帰りの渋滞を考えないでいいなら、延々と歩きたい気分。
城ヶ尾峠で畦ヶ丸まで往復しようか迷ったが、渋滞に捕まると折角の爽快さが消え去るのでサクッと下山することとした。
06:05-10:47