4月5月の番組の中で、特に印象に残った番組がある。それは、もうぶっちぎりの作品である。
再々放送で録画していたものを一気に再生した。NHKに脱帽しました。
外事警察 (再々放送)
これを観た故に以下の番組はもう録画もしないし番組も観ない。
○絶対零度・・・アイドル番組だね。演技派を起用したとしても
内容によってはPC内に残すかも。
○臨場・・・内野聖陽の演技は好きなのだが、ゴンゾウに比すると新鮮みはない。一話限りのストーリー も一度観てしまうと印象すら残らない。
○新参者・・・ベストセラーであるが故に映像化したのだろうが、期待した割にはお茶の間ドラマとなって しまっている。捜査に緊張感が無く、阿部寛の顰めっ面と推理の解き明かしに人情味がにじみ出ることがちょっとアンバランスと思う。
どうやら NHKドラマのファンとなったみたいだ。民放のドラマは、ブラックボックスのビデオリサーチ社の視聴率に毒されていて本格的なものは少ないな。予算に違い があるのだろうが、ビデオリサーチに依存しないで作品作りができるところは強いと再認識した。CM編集も必要ないことだし、パターン化しないNHKのスタ イルは新鮮に映る。
石田ゆり子がもっと大胆な演技が出来れば、大女優になれると思う。清純な女優というイメージを壊したくないという抵抗が出ていてこれじゃ大化けできないな。ダル重のCMで満足できない要素は持っていると思うけれど。
余貴美子の役風はさすがだ。この人誰なのと思うほど、全く違う女性を演じていた。
出演者の中で、一番下手なのが尾野真千子だ。この下手さが、新人外事4課役にうってつけなのかは分からないが、ギラギラした成り上がりを演じきれないところがやや残念であった。
渡部篤郎はよかった。彼の代表作になるね。どことなく好青年という枠のイメージしか今まで無かったが、こういう演技が出来るのならいろんな作品に登場して欲しいよ。出演度の高い佐藤浩二を駆逐できる俳優さんだよ。私が知らないだけなのかな。干されてた と思うのだが。
作品の良さは、脚本家に尽きると言われているが、古沢 良太というひと『ゴンゾウ 伝説の刑事』『ALWAYS 三丁目の夕日』の作品というよりも 『外事警察』の脚本家と呼びたいね。注目の人である。再々放送であるため 遅れたけれども 感動したよ。
(録画メモ)*GV-MVP/VZ は順調に録画をしてくれている。録画に失敗する時は、いつも私の操作ミスによるものだ。最近多いのは、録画時間であるのにもかかわらずDVDのダビングをしていることが多い。それだけ、HDDを圧迫しているのだ。
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2010/12/16 追記
せっかく録画した外事警察全てをHDD操作ミスで消してしまった。がっかりしている。再々再放送を希望してます。
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