夏の終わりは幾つになっても物悲しい。
学童の頃は、夏の高校野球が終わると 新学期への不安、宿題の焦り、自由時間(怠惰)の喪失感で気持ちが沈んでいった。青年期が終わってしまった今でも、その残像に気持ちが沈むということはどういうことなんだろう。長い夏休みの頃に戻りたいという気持ちを抱いたことは全くない。
今は秋の季節が一番好きだ。体の負担が軽いし、何より車で仮眠がしやすい。山行も自然と多くなる。夏場の天場も五月蠅い奴等が居なくなる。日が暮れるのも早いから闇天なんかの選択肢も増えて テントを抱えて歩く人間には良いシーズンなんだ。そんなゴールデンな季節を前にしても 夏が終わる寂しさは片隅に湧いてくるんだよね。
さよなら 2007 NaTu!
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