「もうちょっと食べたいよ」というお客様のために作りました。
名前の通り1.5人前の満腹にぎりです。
庶民は、お寿司といえば持ち帰り寿司か回転寿司になるんとちゃうんかなぁ。
幼少の折は、おやじさんが江戸前寿司を商っていたけど、家にいつも漂っていたお酢の匂いが嫌で あんまり食べたいとは思わなかった。特に、ちらし。だから、親父が握った寿司の味って実は全く覚えていない。記憶に残っているのは、カウンターから見るネタ冷蔵庫や氷屋さんが持ってきた大きな氷を氷鋸で切る風景はいつも鮮明に残っている。当時は、冷凍冷蔵庫ではなかったのだ。
青年期もスーパーから持ち帰る河童やかんぴょうが中心。節分期の太巻きをかぶりつくのは嫌じゃなかった。
所帯を持ち家族連れで行くのはもっぱら回転寿司。産地はともかく、手軽で楽しさは十分だと思う。
だけど、職人が握るしゃりを食べてしまうと だんだん回転寿司が面白くなくなってきた。都内には、ネタもシャリも格別な回転寿司があるというが、生活感のない場所で食べるって寿司じゃないんじゃないかって思うときがある。近所の横丁で商ってる昔かたぎのおすし屋さんがあれば通ってみたいものだな・・・
まあ、でもお寿司屋さんって入りにくいものなんよ!値段や雰囲気が分かるまで。
そんな私でも最近気軽に入れるようになって来た店がある。
創業50年 横浜野毛 錦寿司 Link
まずは、ランチで気軽に寄ってみてね。
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