2008年5月 4日

雷滝で転倒

落ちるはずもないところで、転倒した。落差は50cm(現場検証せず)ほど。

場所は雷滝右岸最終地。最後の濡れた岩場(市原新道への巻き道)出入り口を安易に通過しようと思っていたのだ。市原新道で使っていたポール二本で体重を支え 軽くジャンプして着地しようと考えていたのだが、ポールを下部に接地する前に両足が滑り前転&反転後に止まった。

頭もしこたま岩にぶつけ 多少朦朧気味で 起き上がろうと 痛みの箇所を探る。左手首、右膝 右脹脛が攣りそうになっている。右足を楽な姿勢に戻し痙攣を止めると、左手のポールが折れていて 右膝が猛烈に痛む。膝の皿が割れたかなと 恐る恐る手で確認すると単に打撲にとどまっているようだった。

さて、立てるか 歩けるか と 起き上がってみる。右膝に力が入りにくいが 歩けないほどではないようだった。この岩場で往路では蛭が這っていたため 沢の近くまで右足を引きずりながら移動した。

50cmでもこんなに痛むのに、3m以上だと骨折だなと改めて思う。
場所は、雷滝。伝道まで、3箇所の徒渉(橋2本、岩伝い1箇所)と1時間以上の歩行距離がある。骨折していたなら、自力で下山は出来ないだろうなぁと自戒をこめて思い返す。登山保険も更新してなかったし・・・単独行なので転倒は避けないといけないはずだったのだが。

左手首の痛みとポールが折れたこと、右膝の痛みから 落下の勢いは左手と右膝で止めて ザックの重みで反転後 頭部を打ったと推測した。

転倒について反省点:
1.丹沢でも登山保険は更新しよう
2.岩場ではボールをたたんでザックへ。濡れた岩場はなおさら
3.往路で蛭を見かけ 自分の靴にも1匹入っていたため この場所を早く通過したかった。
ただ、不必要に恐がる自分も愚かで 歩行が困難になる転倒・骨折の方がはるかに恐ろしいはず。
しっかり手でホールドして 確実に降りるべきであった。蛭がいたとしても血を吸わせればよいのだ。
4.半年振りの山歩。市原新道-蛭ヶ岳 往復は選定ミスかな。もっと短く楽なコースを選ぶべきだったのかも。
5.打撲だけですみ、大事には至らなかった。膝の怪我は、日常生活や老後までに影響するので 膝のケアを考えること。
6.ポールを持っていたことで、転倒し ポールが折れたことで衝撃を緩和できた。ちょっと、複雑。折れた箇所だけの交換は出来るかな・・・Montbellさん!

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at 23:02 | 分類 : 山歩思慕 | Tag :山歩 | 意見 [0] | TB [0]
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