「一人でいる力」を育てる一人でいる力を身につけるには何かに熱中する体験が必要だ。絵でもスポーツでも、音楽でも読書でもマンガでも何でもいいから、子どもが好きなことに熱中できるように親が支援する必要がある。
自分の世界を持っている人は強い。一人になっても困らないし、嫌なものは嫌と言えるようになる。仮に一時的な仲間はずれになっても、熱中することがあると自分を支えてくれるし、いつかはジコチュー人間から友達が離れ、自分の元に戻ってくる。
そのためにも「みんなと違っているからいい」と子どもをどんどん褒めてあげることが必要だ。親や教師はとかく、みんなよりうまいとか、早いとか、点数が高いことを評価しがちだが、そうではなくて、独創性や個性を褒めることも大切である。
そして、一人でいる力を身につける上で、一番大事なことがある。それは「自分が親に受け入れられている、愛されている」ことを子どもに実感させることだ。理解と受容と共感によって親の愛を実感している子は人間としての根源的な自信を育み、人への思いやりも持てるようになる。
対象が小学生を持つ父親ということだが、青年期に達した我が家じゃ手遅れだなぁ。
教養として読むことにする!
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