これまでは、極小の花に関心を払うことはなかった。このハコベより、メジャーなホトケノザでも私には、雑草に思えていた。興味がわいたのは、やはりデジカメを購入して曲がりなりにも 接写ができることになったからだろう。とにかく、野草でも美しく見える。肉眼で見るよりは、拡大しているので今まで見えていなかった部分も眺められる要素もあるのだろう。飽きっぽい性格なので、そのうち花毎にスナップ撮ることはなくなるだろうが、見よう見真似でやっていくことにする。
先日も、歩道で屈みこんでいたら 下校時の高校生達にブーイングを受けてしまった。歩道を占拠していたことに気がつかなかったのだ。やれやれと自答。登山道では、注意しないと 不用意な転落が待ってる。
このハコベは、自宅の雑草群の中にある。拡大するまで、繊細な花だとは思えなかった。
繊細な花心を知ることができたら、人間の出来も繊細さを保てるのだろうか・・・
私には、無理なのかも。テント泊、展望見 花見 鳥見 そしてWalking 。楽しみが増えてきた。
今日と明日そして今週の仕事が恨めしい。
今日の客
花花のシーズンで困るのは雨。季節の恵みであるから、風雨は仕方ないと思うのだが せめて静かに散って欲しいと願ってる。
ヒカンザクラは、9分咲き。雨のお昼時なので、花見は私だけ。濡れた花びらを見ながら、記念に一枚パチリ。
水滴にも花の色が反射して、いい雰囲気。
おっと、私以外のお客がやってくる。
どうも、雨宿りなのか、雀は花の蜜は殆どなめない。サクラに絡んでもらえると、もっとゆっくり撮ることができるのだが、私を嫌って楠へ逃げてった。
じゃーん、雨降りでも蜜を訪ねて ツガイがやってきました。もしかすると彼らは、この桜が咲いている間は人間や大型鳥類の間隙を縫って 蜜をなめに来てるのかな・・・
ただ、傘を恐がっているようで 直ぐに飛び立ってしまった。桜が散ると何処かへ行ってしまうだろうから、それがちょっと残念だ。
花花に疎い私でも、春の沈丁花、秋の金木犀の香りは花を見なくても分かる。
その春の香りがやってきた。幾分きつ過ぎる香りだが、百花繚乱のスターターの登場で 季節は花三昧へとワープする。
週末に、雪道を踏むことができれば 贅沢な時空を満喫できるぞ!
今日の小鳥たち
花早咲きの桜は一気に開花しそうだ。ヒカンザクラは、他のBlogの写真と色が違っている。個体差があるらしく、私が見ているのは淡い色のものだ。
さあ、時間だから出勤と思っていたら、二羽のメジロがやってくる。お腹を空かしているのか 私がいてもお構いなし。されど、やっぱりうまく撮れない。桜が綺麗に写ってるのは、やはりロジメになってしまう。数分後 満ち足りたのか 何処かへ飛び立っていった。普段の根城はどこなんだろう・・・
野鳥も都市部で暮らしていかないといけない時代なのか、都市部でも暮らせるように環境が良くなったのか。
日常のうちで、目先を変えるだけで自然を楽しめるのは驚きだった。
ヒカンザクラの蕾が膨らんで、まもなく最寄の公園でも開花が見られる。
都市部が終われば、山間部 そして夏山の高山植物まで 花尽くしの季節が始まる。
花はすごく疎いのだが、私の場合はピント合わせて 手振れに気をつけて シャッター押すだけだから 何とかなるんだろう。後は徐々に標高差を伸ばすだけ。
いいシーズンの予感。花の開花に合わせるごとく、出かけます。 出掛けましょう!