アナログ放送は、2011年7月24日で終了する。逆に言うと2011年7月25日からデジタル放送となる。して、デジタル放送の中身といえば実は同じなのである。ハイビジョンであったりBSを含め他の有料多チャンネルのコンテンツを除けば アナログ・デジタルの差はあっても放送する中身については殆ど差異がない。デジタル特有の映像データが劣化しないということはあるかもしれないけれど、録画という作業も取っ払って単に視聴するということに限れば 何も変わらないのだ。
ニュースを視聴する以外にTVの役目がない我が家では、録画作業も含め7月25日というのは通過点に過ぎない。映像を記録する目的がないのだからデジタルTV(液晶テレビ)についてはアナログ終了後でもいいわけだ。それはハードメーカーのアピールが足らないのではなく コンテンツ産業の努力が足らないのだ。バスケットに劣らずハンドボールがスリリングであったことは記憶に新しい。毎年同じ大型補強をしているお馴染みの巨人の野球にウンザリすると同時に 星野ジャパンは必ず応援するのではないか。またNHK職員のインサイダー取引に関し、内部調査が甘く犯罪者を見過ごしているのには憤りを感じる。
そもそも現在の地上波は誰が視聴しているのだろう。恣意的な操作が行われている視聴率という不明朗な基準をどうしてもっとオープン化しないのだろうか。観たくもないコンテンツが溢れていて 見たいコンテンツは別料金で選択している時代に 共通のハードを消費者に選択権なしに買換えさせるこのデジタル化がコンテンツ産業を育成するには程遠いと感じる今日この頃である。
我が家の最大のコンテンツは映画のDVDだ。垂れ流しにされているBS映画にも興味は湧かないので、気ままにレンタルショップで選択するのが楽しみだ。ハリウッドの主要なタイトルしか店頭にはないけれど、TVより歴史のあるデジタル映像である。現在のモニターはブラウン管のアナログモニター。このブラウン管も未だ発色がいいから3−4年は寿命があるだろう。まだ使えるのに 買換えるのなんてナンセンスと思っている。業界が決めた申し合わせではなく現在使用しているAV機器に合わせて 買い換えを決めていく。
リビングにあるのはPCモニター。PCをメインに使うのと同時にAV家電もこのモニターにつなげていく。地デジは場合により 割愛するかもしれない。何も慌てなくていいのだ。寿命に合わせて PCモニターの買い替えを考えておこう。
EIZO FORIS.HD(液晶テレビ FORIS.HD DT24ZD1-WT) 路線であれば 申し分がない。
サイズも24型で十分、しかも地デジ付!
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