靴慣らし第二弾へ向けて。
山岳キャリアーがない初心者にとって、計画を練る段階で 「果たしてテント一式を背負ってルート走破が出来るんだろうか」という不安に苛まれる。その不安は、一歩一歩 試行錯誤で確認していけば自分の力量が分かり、いずれ不安が解消する・・・それは、理解できる。
ただ、にわかWalkerであるが故に、毎月1座の山行でさえおぼつかないので 一時は鍛えられても 山行が遠のくと あっという間に 筋力の低下は免れない。例えば、丹沢 大倉〜塔ノ岳 歩荷20Kg+6時間以内 という条件を 鍛えた時期は可能であっても 山行から遠ざかってしまえば すぐに敗退という結果に陥る。敗退が重なれば、意気消沈と鍛えないいけないという義務感で 計画自体のステップが進まない。どうしたものかなと思案している中、靴の寿命で 本格的な皮製登山靴に買い替えを行った。
一応、10本のアイゼン対応タイプということで、今までの軽登山靴とは皮の厚さも重量も格段に違う。
新靴を履くと 屈伸運動が上手くできない、アキレス腱も上手く伸ばせない etc 基本動作もさることながら 歩き方自体を変えないといけないのじゃないかとまたぞろ 不安になってくる。
自分が抱く不安は、兎に角 何らかの形で解消するしかないので この秋・冬に合わせて 靴慣らしと同時に 以下の条件をクリアーしたら 次のステップアップをしようと心に決めた。
◎黒戸尾根経由で甲斐駒ヶ岳を登頂すること(18Kg歩荷以上で)
日々の生活で筋力低下は免れないが、この秋にできれば このステップをクリアーしたいね。
とりあえずは、黒戸尾根は登れるからと 自分に言い聞かせたい。