靴慣らし第四段。日帰り黒戸尾根。
上り:竹宇P(5:30)−五合目小屋(9:27)−7丈小屋(10:19)−甲斐駒ヶ岳(12:43)
行動時間7H13M(休憩含む)
下り:甲斐駒ヶ岳(12:50)−7丈小屋(14:05)−五合目小屋(14:42)−竹宇P(17:42)
行動時間4H52M(休憩含む) ザック重量17Kg(登り始め)
標高差のあるロングコース。この日で靴が馴染んだかというと もうちょっとかな・・・靴擦れ気味の箇所はあるがマメが出来るほどのことはなかった。ただ、連泊縦走時は予めケアをしておかないと歩行に支障が出るかもしれない。左足親指の裏、右足踵が気になる箇所。
反省点はあるものの ちょっぴり自信をつけた。7−8人の方に抜かれちゃって ヘコみ気味だか 今回は初めてのコースだし ザック重量の差もあるだろうからスピードについてはこの際無視する。ただ、スピードアップをしようとすると ふくらはぎと両足中指が攣りそうになる。段差のある岩場では臀部横(ズボンの両ポケットの付近 外転筋)が攣り気味となるなど、まだまだ歩行リズム・歩幅・全身の柔軟性など課題は多い。あと歩荷訓練に意味が無いように思えるが、連泊縦走の計画を立てやすくするためにも大歩荷(30kg)を経験し 補える技量があるかどうか確かめたい。
下りの笹ノ平からは、筋力不足で歩行が荒くなり痙攣気味となったが、このときはポールが恋しかった。使う使わないは別にして、黒戸尾根に来るときは持参しよう。
つづく・・・
2006靴慣らし第三弾。乾徳山 2,031m
徳和P〜乾徳山登山口〜国師ヶ原〜扇平〜山頂〜迂回新道(国師ヶ原)〜道満山〜道満尾根〜徳和P
(08H07M 休憩含む)
つづく・・・
2006大倉P(03:10)〜大倉屋根尾根〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉屋根尾根〜大倉P(15:51)
ザック17.5Kg(出発時) 12H41M(休憩含む)
久々の蛭ヶ岳である。当初は、伝道〜市原新道〜蛭ヶ岳 予定していたのだが 冬に道を間違えて敗退している。確実に蛭ヶ岳へ行きたかったため 急遽大倉入りをすることにした。
大倉には、02:30に到着。昼間の喧騒に比して、寂しい限り。大倉Pの集金もさすがに起きていないらしく下山時精算とさせてもらう。
慣れた尾根とはいえ、暗闇の中を歩くのは初めてだ。馴染んだ道なので 懐電があれば特に問題はない。ただ、月は雲の中だったので 懐電なしで暗闇に慣れるかと思ってやってみたが 人間光がないと歩行は無理のようだ。が、鹿は暗闇の中で草を食べ移動していた。暗闇で聞く鹿の鳴き声は近ければ近いほど安心できる。が、猫科の動物の鳴き声は、恐怖そのもの。一本松では凍りついてしまった。闇の歩行は、高度ある稜線でしたいものだ。
大倉屋根尾根では、慣れない靴と久々の小歩荷でペースは上がらなかったが、リズムよく歩けたと思う。特に、ドリンキングチューブは立ち止まることなく給水できて便利だ。また、踵の上に靴擦れが出て 今回はバンドエイドで代用したが、しばらくは靴擦れ専用グッツを準備する必要がある。
塔ノ岳での頂上 独り占めはリッチな気分だが、眺めは霞んでいて 冬の空気が恋しいね。
塔ノ岳を過ぎてからは多少の高低はあるものの ブナの木々を眺めらながらの稜線歩きは楽しい。今日のように日差しが強い日なんかは、木陰でそよ風に当たりながら昼寝でもしたいなとは感じるものの 結局いつも歩いてしまっている。大倉屋根尾根の単調さは、いつも不満に思うのだがアプローチのし易さは随一なので なかなか変更しようとは思わなかった。塩水橋、魚止橋であろうと。この秋からは、北丹沢が中心になるから 大倉入りは少なくなる。魚止橋中心で行こう!
大倉から塔ノ岳まで高低差1,200m・・・登り詰めが終わると踵の靴擦れもさすがに気にならなくなった。それで思い出した。堀山ノ家を過ぎる頃、膝の裏側に違和感を覚えたっけ。より歩幅を小さくしてしばらくすると 気にならなくなったが ザックとの重みの関係で現状 歩幅が大きいということなのか・・・準備運動が足らないのかどうかは不明だ。膝自体は全く違和感はない。膝がらみの件で今日はおニューのトレッキングポール(ストックという言い方もあるが 以下ポールと表記する)を忘れてきたが 購入した割には未だに効用の意味が分からない。一般的には膝への負担軽減がトップな理由だと思うが、現実的に大腿筋を鍛えないで補助のポールを使っていいのかということ。この辺が分からないが、この稜線伝いならポールなんか要らないね。
つづく・・・
2006靴慣らしに丹沢へ出かける。夏の盛りに丹沢はいかにも暑苦しいとは思ったのだが、靴擦れ又は豆が出来そうなので しっかり靴慣らしをしておこうと思った。
午後から雷雨となっているので、単調だか
道の駅「どうし」→道志ノ森キャンプ場→西沢林道→ブナ沢→菰釣山 の往復とした。
避難小屋を見学している時に ハイカーが通過して行ったようだったが それ以外はハイカーには誰にも会わなかった。曇り気味の空と静寂な一人歩きを楽しんだ。
コース 桜平〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳 (行動 200分)
硫黄岳〜夏沢峠〜根石岳〜東天狗岳 (行動 130分)
東天狗岳〜根石岳〜オーレン小屋〜桜平 (行動 120分) 休憩含まず(トータル9h16m)
雪上テント泊なら、不参加と相方が抜け 単独ならばと鳳凰山から オーレン経由の天狗岳と計画を変更した。
丸2ヶ月ぶりのWalking、テン泊セットのパックながら飲料水が2Lというのは助かった。
硫黄、東天狗とも、頂上には雪はなく 残雪期といった登山道で ピッケルなしストックなし アイゼン6爪の冬山初心者には天候が安定していたので 丁度よい入門コースだったと思う。
大勢の方が、往来していて雪も締まっていたからテン泊する必要も無く結果としては小歩荷訓練という感じだった。(へばっていたことも理由のひとつだが、展望の無いテント場でのテン泊は寂しい・・・)2ヶ月間隔があくと、大腿部の筋力落ちているようで 根石岳からの東天狗往復はザックをデポしての行動だったし、西天狗には6爪だけのアイゼンのみじゃ恐ろしくて行く気にもなれなかった。分かってはいるのだが、ピッケル、靴+アイゼン新調をしないと・・・とりあえずの一歩前進で 夏場に向け気をよくしている。
2006ベテランの方に叱られる。「ここは、冬山よ」
初登山は、(元旦の天気が悪い、4日 仕事で鎌倉へ) この9日となった。
8日に雪が降ったようだが、私の心配はもっぱら箱根道のチェーン規制だ。FR車+ノーマルタイヤ 念のため 鉄チェーンの構成で 箱根往復ができるのかなぁ そればだけを考えていた。前日、手にした4本アイゼンも使わないなと 元の引き出しにしまってしまう。
5時起床、5:30出発 西湘バイパスもスイスイで 箱根もチェーン規制なし。
6:30前には金時神社駐車場に到着。既に、2台駐車していた。
駐車場にも全面に降雪。金時神社前に行くと、既にアイゼンの跡がある。
こんなとこからアイゼン使うの? 登山道も既に圧着済みの雪道となっていた。
これくらいなら、降りれるねぇ と中途で考えながら 70分で頂上到着。
途中1組を抜いてきたが、そのカップルもアイゼンを履いていた。登りで必要ないはずだけど、
ひとつのファッションなのかなぁ・・・
相方は、頂上で大休止を考えている雰囲気。富士は雲に隠れている。私は、降りに向けて
緊張気味。2箇所は滑る覚悟ができていたので、すぐに降りたかった。そろそろ、大量に登山者が登るであるから。ビスケットを頬張る相方を無理やり下山に誘い 降り始める。
と、ピッケルを持ちながら 凍った登山道を所々 氷を削りながら 先のベテランの方が下降しながら 整備をされている。ご忠告は忠告として賜りました。
さて、アイゼン。相方には、持ってきてあげたほうがよかった。私は、滑ることなく降りられたので持ってきたとしても使ったかどうか分からないなぁ。雪山を知らないものが言うことじゃないが、登りに使用するのは間違っているでしょう、金時では。降りについては、11月の蓼科山の岩薄氷のほうが遥かに恐かった。
金時山初回が、雪道となっていたことで いろんなことを考えることができた。
1.アイゼンはできれば 雪の豊富な北八ヶ岳でしっかり練習したい
2.使用の有無を問わず、冬の箱根はアイゼンを持参すべし
3.今回のアイゼン不携帯で、かえって相方は 雪山に興味を覚える
4.結果として、冬山予算が2倍必要!
5.靴2足 本格アイゼン2組を購入したら 予算オーバーじゃ♪
とある登山者「アイゼン無しで よく降りて来れましたねぇ」
相方 「ずーとお尻で降りてきました!」
一人分だけの予算を組んでいたのに、俄然やる気を出し始めた相方の
予算も補正することにした。一眼レフデジカメを諦め、オーバー手袋、ストック ウェア・・・
羽毛シュラフまでは 買 え な い!!